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AWSのアカウントを作ろう

Last updated at Posted at 2020-09-24

AWSアカウントの作成は公式ドキュメントにも書いてあります。
ただ、入力が必要な情報が幾つかあったので、まとめてみました。

まず準備するもの

作成する際に以下の情報が必要になります。
ここでの注意点としては、氏名や住所を入力する際に日本語ではなく英語表記です。

# 準備物
1 メールアドレス
2 利用者氏名
3 クレジットカード
4 連絡先住所
5 連絡先電話番号
6 請求先住所・電話番号(※)
(※)連絡先と請求先が違う場合には必要です。

AWSアカウントのサポートプラン

アカウントには、サポートの充実度に応じて4種類のプランがあります。
今回作成するのは、ベーシックプランです。

プラン 概要
ベーシック 技術的なサポートはなく、自分でドキュメントなどを確認するがある基本無料のプラン
開発者 Eメールでの技術サポートが受けれるプラン。各種サービスの検証やテストにおすすめ
ビジネス 24x365でクラウドエンジニアからのサポートが受けれるプラン
エンタープライズ 24x365であり、ビジネスクリティカルな事象の際に即時対応のサポートが受けれるプラン
参考:AWS サポートのプランの料金

作成の手順

ここで登録する情報は、AWSアカウント作成後にマイアカウントのページから修正することが可能です。

1. AWSアカウント作成ページへアクセス

AWSアカウント作成のページへアクセスしてください。

2. AWSアカウントの作成

  • ここではメールアドレスとパスワード、AWSアカウント名を登録します。
  • パスワードは、8文字以上で3種類以上の文字種が混在する必要があります。
  • AWSアカウント名は、例えばプロジェクトの名前だったり、個人で検証利用する場合には個人名を入力したりします。こちらは後から変更可能な名称です。
    • AWSアカウントは、AWSアカウント番号という12桁の数字列で管理されます。このAWSアカウント名は、その番号のエイリアス的な位置づけです。
      スクリーンショット 2020-09-24 13.40.12.png

3. 連絡先情報

  • アカウントの種類でプロフェッショナル/パーソナルとありますが、仕事利用か個人利用かと読み替えて選択してもらえれば良いと思います。
    • 選択によって会社名になったり、個人名になったりします。
  • 氏名や住所を入力する際に日本語ではなく、英語表記する必要があります。
    スクリーンショット 2020-09-24 13.48.25.png

4. 支払情報

  • 無料枠内で利用したい場合でもクレジットカード情報を入力する必要があります。
    スクリーンショット 2020-09-24 13.57.25.png
    スクリーンショット 2020-09-24 13.57.40.png

5. SMS認証

  • 本人確認のため、SMS認証が必要になっています。
    スクリーンショット 2020-09-24 13.58.24.png
    スクリーンショット 2020-09-24 13.58.47.png

6. サポートプランの選択

  • 前述で説明したサポートプランを選択する必要があります。
    スクリーンショット 2020-09-24 13.59.06.png

7. AWSアカウント作成完了

スクリーンショット 2020-09-24 13.59.33.png

8. ルートアカウントでAWSコンソールへアクセスする

スクリーンショット 2020-09-24 13.59.53.png

スクリーンショット 2020-09-24 14.00.41.png

補足

AWS公式の作成の流れ

AWSアカウントの作成の流れが詳しく書いてあります。

AWSアカウントを作成後にやるべきこと

  1. ルートアカウントでのアクセスは危険。
    • ルートアカウントは、すべての操作ができるAdministrator権限です。
    • ルートアカウントで日頃からログインし、システムを運用することはおすすめしません。
    • AWS IAMにて操作権限を有したユーザーを作成しましょう。
  2. ルートアカウントへ多要素認証を設定する
    • ハードウェアMFAが推奨されていますが、最低限バーチャルMFAを設定しましょう。
  3. 請求アラートを有効化しましょう
    • EC2を立ち上げっぱなしで思わぬ請求を受けることがあるので必ず有効化し、被害が小さいうちに気づくようにしましょう。
    • できれば、AWS Lambdaなどで日々の利用料をSlackへ通知する仕組みの導入をおすすめします。
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