はじめに
Microsoftの認定資格であるAZ-104に受験した際のお話です。
(2022年2月16日時点)
なお、本文章はあくまで個人の所感でありますことご了承ください。
AZ-104とは
MicrosoftのパブリッククラウドサービスであるAzureの管理者向けの資格。
公式のURLは以下になリます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-104
個人的な感覚としてどのような方にマッチする資格かというと、
Azureを社内で採用している企業の情シスとかAzureを商用あるいは検証環境で利用している技術者とか向けかなと思います。
私の前提スペック
Azure自体は業務でだいたい一年前くらいからたまーーーに触る程度。
Azureの基礎資格であるAZ-900は昨年(2021年)の6月に取得済み。
他クラウドサービスであるAWSのSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)は取得済み。
なぜ受けようと思ったか
理由は以下3つです。
1.業務でAzureの知識が必要な場面が今後出てきそうだから。
2.受験費用は会社負担だったから。
3.AZ-104のMicrosoft認定研修を受けられることになったから。
勉強方法
以下の3つを重点的にやりました。
1.MicrosoftLearn
以下のサイトに大きく6つセクションがあるのでそちらを重点的に学習
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-104-administrator-prerequisites/
おそらく元々英語のドキュメントを素直に和訳しているだけなので、
わかりにくい和訳はあるのですが、情報量としては十分です。
無料で誰でも読めるのでその点はかなりメリットです。
全体範囲を掴むためにもまずは一周することをお勧めします。
また、英語ですがサンプル問題もあるのでこちらもぜひ。
本番の形式と類似しています。
https://query.prod.cms.rt.microsoft.com/cms/api/am/binary/RWSOFn
2.Microsoft認定研修
Microsoft認定の講師が実施する研修です。
終日4日間実施で、研修内容はMicrosoftlearnの内容に沿っています。
受講を考えている方は、Microsoftlearnを予習して受講されることをお勧めします。
私は予習して臨みましたが、Microsoftlearn公式ドキュメントの不明瞭な部分を
噛み砕いて解説していただけるので、相当理解を助けていただきました。
私の場合、研修費用は会社負担だったので詳しい値段は存知上げませんが、
費用に見合えばぜひ受講されることをお勧めします。
3.Udemyの問題集
問題演習をする意味で購入し実施しました。
私が購入したのは以下コースですが、セールで1700円くらいでした。
https://www.udemy.com/course/az-104-microsoft-azure-administrator-practice-test-jp/
問題数は全部で82問と少なめですが、傾向を掴むにはお勧めです。
また、Udemyは頻繁にセールをしていますので
セール期間で購入されることをお勧めします。
セール外だと倍以上の値段になります。
勉強期間
研修含めて2週間くらいでした。かなり短めだと思いますので点数はあまり良くありませんでした。
社会人の方の標準だと1ヶ月半から2ヶ月くらいかなと思います。
試験内容
問題パターンとしては、以下
1.一問選択式
2.複数選択式
3.複数選択式かつ手順通り並び替え
4.シチュエーション問題
1と2に関しては、Udemyの問題集に類似した出題パターンの問題です。
基本的に選択肢は文ですが、稀にAzureポータルの画面スクショから選択させるパターンもありました。
3に関しては、リソース作成手順などが出題。曖昧に記憶しているとはまるので注意です。
4に関してMicrosoftの公式サンプル問題集のQ13以降のような出題傾向です。
試験結果
700点/1000点が合格ラインですが、
私は756点で合格。あぶねえ。
セッションごとの出来映えみるとストレージ部分特にできてなかった。
振り返り
今回はAzureの勉強の意味もありますが、
資格を取ることが何よりゴールだったので点数は低いけど満足。
理解度は薄いけどベースの知識はつけられたかなと・・・・・
Azure管理者向け資格はこれより上位の資格はないそうなので、
次受けるなら開発者向けとかかな。