Windowsでは[WIndows] + [L]キーで画面ロックができます。覚えておくとPCから離れる時に便利なのでよく使うんですが、Linuxでの設定をすぐ忘れてしまうのでメモで書いておきます。
環境はUbuntu12と14 + LXDEです。
スクリーンセーバーのインストール
xscreensaver-command
のオプションに-lock
オプションがありますので、それを使って実現しようと思います。xscreensaver
がインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールし起動します。xscreensaver -no-splash
は起動時に実行されるように設定されるようですので、次回からは自分で実行する必要はありません。
(追記)2018/10 LXDEベースのLubuntu16で調べたみたところ dm-tool lock
と lxsession-default lock
が使えました。このコマンドを使えば画面ロックのためだけにインストールする必要はなさそうです。
$ sudo apt-get -y install xscreensaver
$ xscreensaver -no-splash &
以下のコマンドで画面のロックできる事を確認します。
$ xscreensaver-command -lock
LXDE設定ファイルの編集
.config/openbox/lxde-rc.xml
ファイルを編集します。[Windows] + [L] のキーバインドはW-l
となりますので、<keyboard>
と</keyboard>
の間に以下の行を追加します。
<keybind key="W-l">
<action name="Execute">
<command>xscreensaver-command -lock</command>
</action>
</keybind>
試してみる
再起動するかsudo pkill X
でウィンドウシステムを終了させ、再度ログインして[Windows] + [L]を試してみます。
私のとのろの設定では[Windows]キーを押すとスタートメニューが表示されるようになっているため、[Windows]キーを押すとスタートメニューが表示されてしまい、本当に同時に[Windows]キーと[L]キーを押さないとロック画面になってくれません。
仕方ないので[Windows]キーを無効にしてしまいます。[Windows]キーのキーバインドはSuper_L
みたいですので、以下の行を削除します。
<keybind key="Super_L">
<action name="Execute">
<command>lxpanelctl menu</command>
</action>
</keybind>
再起動します。
[Windows]キーでスタートメニューが表示されなくなってしまいましたが、[WIndows] + [L]キーが使えるようになりました。スタートメニューは[Ctrl] + [Esc]キーでも表示できますので、それで良しとします。