この記事で得られる情報
- モバイルアプリエンジニアとして、未経験からエンジニアになるためにやるべきこと
- モバイルアプリエンジニアとして、未経験からエンジニアになるためにやった方が良いこと
この記事の対象者
- 未経験からエンジニアを目指している人
- 特に第二新卒などの24~30歳ぐらいの人に向けて
- 未経験向けに教育事業を展開している人
- 未経験の気持ちがわかるかもしれません
はじめに
筆者について - 自己紹介
高校卒業後、自動車部品の設計士としてトヨタ系で仕事を始めるも、4年ほど経った頃にIT系に興味を持ち退職。
退職後はIT系で働くために「色々」やって1年ほどでスタートアップ会社のモバイルアプリ開発に参画。
その後はJTCなど幅広い会社でモバイルアプリ開発に従事しています。
本記事では約1年間行った「色々」な経験についてお伝えできればと思います。
注意事項
筆者は未経験からモバイルアプリの開発(iOSアプリやAndroidアプリの開発など)業に転職しました。そのため、WEBやバックエンドを希望している方には当てはまらない場所もあるかもしれません。
それらを踏まえた上で、参考までにご覧ください。
目次
1.アプリを出せ!!
2.目立て!!
3.とにかくフルコミットしろ!!
4.意外と金が飛ぶ!!
5.学習するのに数十万円もいらない!!
6.武器を持て!!
7.運も大事!!
#1. アプリを出せ!!
重要度:★★★★★
早速実践的な内容ですが、個人的な考えとしてはこれが一番大事です。
転職を狙ったり、フリーで仕事をもらうには、とにかく「経験」を見られます。
- 過去にどんな経験をしているのか?
- その経験はうちで活かせるのか?
など、その人の過去を参考にして未来を見られます。
アプリをリリースしている、というのはアプリ開発における一連の流れを「経験している」ということになります。
なのでアプリをリリースしている経験はとても重要視されます。
ちなみに周りを見ている感じだと、出しているアプリの数は多ければ多いほど評価してもらえているイメージです。
1つのアプリを作り込むより、5つのアプリをリリースしていた方が相手に対してインパクトが大きく、評価も高くなる傾向にある気がします。
#2. 目立て!!
重要度:★★★★☆
「目立つ」というのは、色々な人に自分のことを知ってもらうということです。
- Twitterで近況報告
- Qiitaで技術に関するつぶやき
- noteやブログで過去の経験を発信
などをすることで、色々な人に自分を知ってもらうことができ
- 自分に興味を持った人から仕事に誘われる
- 面接時にSNSを紹介することで「こんな人間です!」と伝えることができる
などのメリットがあるため、エンジニアとしてたくさん目立つようにしましょう。
具体的には
- Twitterで発信
- Qiita, note, zennで記事を投稿
- カンファレンスに登壇
などがエンジニア界隈で目立つには効果的です。
#3. とにかくフルコミットしろ!!
重要度:★★★★☆
未経験者がアプリをリリースするのは大変です。
言語の学習から行うとなるとかなりの時間を費やす必要があるでしょう。
だからこそ「1日2時間ぐらい学習してゆっくりアプリ作っていこう!」なんて考えはやめた方が良いです。必ず途中で挫折します。
必要最低限な時間以外は、全てを学習にフルコミットするのが大事です。
実際筆者は、挫折したくないので会社を辞めてから学習し始めました。
(おかげで貯金が底をつきました)
それぐらいの覚悟がないなら、未経験転職はやめておいた方が良いです。
#4. 意外と金が飛ぶ!!
重要度:★★★☆☆
はい。意外と金が飛びます。筆者は半年で100万ぐらい飛びました。
具体的には以下のようなものにお金を使いました。
- PC
- 学習教材
- メンター
- 生活費(これは筆者が仕事をやめたから…)
実家で暮らしていなかったら3ヶ月ぐらいで飛んでいたと思います。
また、生活費を抜いたとしても以下ぐらいはお金がかかります。
- PC:20万円
- メンター:月3~5万円
- その他
- Udemyや書籍、学習で使用するツール(ChatGPT, DeepL, AppleDeveloperなどなど)への課金など
環境がある程度整っているのなら問題はないかも知れませんが、全くの0から始めるとなると相応の覚悟が必要です。
#5. 学習するのに数十万円もいらない!!
重要度:★★★★☆
はい。よく巷では
- 転職保証つき!スクール50万円!
- 必ず稼げるエンジニアロードマップ!30万円!
など耳にします。
断言します。いらないです。いや、正確には高すぎます。
プログラミングを教えてくれる講師は各種SNSにたくさんいますし、MENTAというサービスもあります。(筆者もMENTAで知り合った講師の方に教えていただきました)
スクールなどの講師はレベルが低い傾向にあるのに対し、MENTAではそこそこのお金を払えば優秀なエンジニアのメンターに出会えます。
※一般的に、スクールで講師をやるよりも副業した方が稼ぎが良いので、優秀なエンジニアはスクールの講師業をやりません。やるとしても個人でやります。
なので、転職保証や返金保証などの甘い言葉に惑わされずに、相場に見合ったコーチング料金で学習するようにしましょう。
#6. 武器を持て!!
重要度:★★☆☆☆
未経験の場合、圧倒的に技術力が足りません。
それでも採用してもらうには、技術力以外の武器が必要です。
エンジニアとして仕事をする上で大切な武器は以下のようなものが挙げられます。
- コミュニケーション能力
- エンジニアはプログラミングをすることだけが仕事ではありません。タスクの進捗報告や他部署との打ち合わせなど、円滑にコミュケーションを取れる能力は重宝します。
- 積極性
- このタスクやる必要あるんだけど、誰がやれる?なんてことが多々あります。そこで進んで自ら仕事を貰いにいくのは自己成長にも繋がり、評価も上がります。
- 自走力
- 他のメンバーは忙しいです。他人に頼ることなく自力で問題を解決できる力はエンジニアとして必須です。
- プレゼンテーション力
- コミュニケーション能力にも関わってきますが、プレゼン力は大切な武器です。ある問題に対して対策を行った時、なぜこの対策が良いのか、どういった理由でその対策を取ったのか、プレゼンする力はチームで開発する上では必須です。
挙げ出したらキリがないですが、意外にもエンジニアは社会人力やビジネス力のようなものも求められたりします。
#7. 運も大事!!
重要度:★★★★★★★★★★★★★★★
正直最重要です。
運が良ければ、良い会社に入社することも可能ですし、良い人に巡り合えます。
運が悪い人はお祓い行きましょう。。
最後に
未経験からの転職は、努力ができ、チャンスが来たタイミングでしっかり掴むことができる人が成功します。
筆者の場合は、メンターの方にお仕事を紹介していただき、そこで培った経験をもとに「経験者」として転職活動を行うことができました。
そういう意味では、かなり運が良かったと思います。
しかし、運が悪くても、ストイックに自分を追い込み、泥臭くチャンスを探しに行けば必ず転職に成功します。
諦めずに頑張ってください!
そして、、変な情報商材に騙されないでください!!!
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