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MRTK3のエディタでのInput simulationを試してみる

Last updated at Posted at 2022-06-09

環境

MRTK3 の必要環境

  • Unity 2020.3.35以上なので留意

R

背景

  • MRTK3がPublic Previewがリリースされたので触りはじめてみる

    • プレビュー版ということに留意
    • General Availabilityは、2022年の秋、冬予定とのこと
    • General Availabilityまで、2~4週間隔でアップデートがあるとのこと
  • MRTK + HoloLens アプリ開発者にとって、Input Simulationの高速操作は必須技術で、MRTK3で変更があったようなので試す

  • MRTK3がPublic Previewになり、お祝いの気持ちを込めた投稿(内容が薄くて申し訳ない)

準備

git clone https://github.com/microsoft/MixedRealityToolkit-Unity.git
git checkout mrtk3
  • UnityProjectsフォルダ以下にあるMRTKDevTemplateをUnityのプロジェクトに追加
  • 適当なシーン(今回の試したのはCanvasExampleシーン)を開く

マウス操作でシミュレーションしやすくなった

  • ボタンを押すだけでなく、ドラッグなどもできるようになったようだ

mrtk3

キーバインドに変更があった

操作方法の大きな変更点(筆者にとって)

simulation.gif

  • 左手を表示するには、Left Shiftを押しづつける(MRTK2と同様)
  • MRTK2では、Left ShiftLeft Ctrlを押し続けてマウスを動かすと で手を回転できた(以下のように)
      - mrtk27.gif
  • MRTK3では、Left Ctrlは、右手用のキーになった
  • MRTK3では、代わりにLeft Altを使うようだ(ただし、操作感が異なる)

手の回転

  • Left Shiftを押したまま、F を押すと手を回転できるようになった
    • (ハンドメニューの表示に使えるかもしれない、未確認)
    • 2022/7/13追記: F キーで、ハンドメニューの表示ができた

handmenu

キー操作がまとまっているページ

  • キー操作については、以下にまとまっているが、すべてを理解、習得するのは根気が必要かもしれない

感想

  • まだ全然触れていないが、MRTKのUIをマウスで操作しやすくなったのは、かなり開発が捗りそうだ
  • (Input simulationで手を表示して、複雑な操作を行うのは、過去の話になるのかもしれない)

おまけ(MRTK + HoloLens エンジニアの苦悩)

  • MRTK + HoloLens で開発をはじめたとき、Input Simulationの操作方法を見て

    • 「この特殊操作、本当に覚えないといけないの?」と懐疑的であった
    • (HoloLensエミュレーターと操作方法が異なる点もあり)
  • 開発していくなかで、Input simulationのありがたさを感じるようになり

    • 以下のような操作も簡単にできるようになった
    • 「左手を表示して」
    • 「左手の手のひらをカメラの方に向けて」
    • 「ハンドメニューを出して」
    • 「左手をラッチして」
    • 「右手を表示して」
    • 「右手の位置を奥側に移動して」
    • 「人差し指でハンドメニューのボタンを押す」
      tech
    • (MRTK3では、不要な技術になってしまったのかもしれない)
  • 今後も、ビルドして実機でのテスト、Holographic Remoting Playerを使って実機でのテスト、Input Simulationで実際にボタンを押すテスト、ハンドメニューのボタンを押したことにするEditor拡張、UnitTestでのテストなどを使い分けて効率的にテストしていく

参考にしたサイト

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