以下のようなINIファイル形式の設定ファイルがあったとします。

[Section1]
foo=bar

Python3のconfigparserモジュールでは読み込んだINIファイルを辞書型で扱えます。

import configparser
config = configparser.ConfigParser()
print(config["Section1"]["foo"]) #-> "bar"

Python2のConfigParserモジュールでは辞書型でのアクセスが用意されておらず、Python3のconfigparserモジュールと同様の事をしようとするとエラーになります。
Python2のConfigParserモジュールではINIファイルの内容を取得するにはConfigParser.get()メソッドを使います。

import ConfigParser
config = Configparser.ConfigParser()
print(config["Section1"]["foo"]) #-> AttributeError!!!
print(config.get("Section1", "foo")) #-> "bar"

しかし、辞書型で扱えたほうが便利な事が多々あります。ConfigParserクラスにはセクションの一覧を取得するメソッドConfigParser.sections()と、指定したセクションのそれぞれのオプションの(name, value)のペアのリストを取得するConfigParser.items()があるので、これらを使用してひと手間加えることで辞書型での取得が可能になります。

import ConfigParser
config = Configparser.ConfigParser()
config_dict = {s: {i[0]: i[1] for i in config.items(s)}
               for s in config.sections()}
print(config_dict["Section1"]["foo"]) #-> "bar"