Nodejsサーバーのファイル監視と自動再起動

初投稿です。
foreverを使う選択肢もありますがsystemdでやります。

目的

gitで自動デプロイしているNodeサーバーがあり、それをデプロイ後に自動で再起動させたい。

方法

• systemdでサーバーをデーモン化
• systemd.pathを使ってファイル監視して更新されたら再起動

デーモン化

まずサーバーのデーモン化

/home/user_name/systemd/my_server.service

[Unit]
Description=hogehoge

[Service]
User=user_name
WorkingDirectory=/{サーバーまでのパス}/
ExecStart=/{nodeのパス}/node server.js
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

シンボリックリンクをsystemdのディレクトリに作成しサービスを有効化、起動

ln -s /home/user_name/systemd/my_server.service /etc/systemd/system/my_server.service
systemctl enable my_service.service
systemctl restart my_service.service

ファイルは/etc/systemd/system/に直接置いても良いが、root権限をあまり使いたくないため今回はホームに置いた。

これでNodejsサーバーはデーモン化され、止まっても自動再起動するようになった。
次はserver.jsを監視して自動再起動するように設定する。

ファイルの監視

ファイルの監視は{サービス名}.pathで行うことが出来る。指定したpathに変更があれば{サービス名}.serviceを起動してくれる。
が、ここにハマりポイントがあった。

my_server.path

[Unit]
Description=hogehoge

[Path]
PathChanged=/{サーバーまでのパス}/server.js

[Install]
WantedBy=multi-user.target

これを有効化、起動した。これでmy_server.serviceが再起動すると思ったのだが、server.jsをいくら変更しても反映されない。
調べたところ、ファイルの変更に反応して「起動」するのであって「再起動する」のではなく、my_server.serviceは既にactiveなので起動できず反映されていない模様。

解決策

再起動を行うサービスを別で用意する。

/home/user_name/systemd/my_server-watcher.service

[Unit]
Description=hogehoge

[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/usr/bin/systemctl restart my_server.service

[Install]
WantedBy=multi-user.target

このサービスが起動するとmy_server.serviceを再起動してくれる。あとはこれをファイル監視で起動させる。

/home/user_name/systemd/my_server-watcher.path

[Unit]
Description=hogehoge

[Path]
PathChanged=/{サーバーまでのパス}/server.js

[Install]
WantedBy=multi-user.target

同様にシンボリックリンクの作成、有効化、起動を行う。

結論

反映された。

感想

実用にはここにログの設定などをするべきなのだと思います。
理解が浅いのでまさかりお待ちしています。

参考