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A10 vThunderをESXi上に構築する

Last updated at Posted at 2023-03-08

A10 vThunderとは

  • A10 NetworksではロードバランサのアプライアンスとしてA10 Thunderシリーズを提供している
  • これを仮想環境で検証できるようにした製品がA10 vThunder
  • 30日間無料で利用することができる

A10 vThunderのダウンロード

  • https://get.a10networks.com/vthunder-trial-jp/ を開き、ユーザ登録を行う
  • ユーザ登録には勤務先の情報を入力する必要があるため注意
    • ちなみに勤務先メールアドレスとしてGmailは利用不可だった

  • 一通りフォームに入力し送信すると、入力したメールアドレス宛てにメールが届くので、メールに記載されているリンクを開く

  • パスワードを設定していないので、右下の付近にある「Forgot your password?」のリンクを開く

  • 登録時に使用したメールアドレスを入力して「Reset Password」を押す

  • 再びメールが届くので、メールに記載されている「Change my password」のリンクを開く

  • 設定したいパスワードを入力し「Set Password」を押す

  • 今回は2要素認証は設定しないので「I understand the risks, skip」を押してスキップする

  • 「Agree to Terms」を押す

  • Overview > Installation Steps > Step 1 にある「Download the ACOS Image ...」のリンクを押す
  • ちなみにACOSはAdvanced Core Operating Systemの略称で、A10 Networksが独自に開発したOSで、Ciscoライクなインタフェースを提供する

  • 「vThunder for ESXi (OVA)」のリンクを押す

A10 vThunderのインストール

  • 仮想マシン > 仮想マシンの作成/登録 を開く
  • 作成タイプは上から2つ目の「OVF ファイルまたは OVAファイルから ...」を選択して次へ

  • 仮想マシンに適当な名前を設定し、先程ダウンロードしたOVF(XXXX.ovfファイルとXXXX.vmdkファイル)をインポートする

  • データストアを選択して次へ
    • ちなみに今回はESXiがデフォルトで作成するdatastore1を使用する

  • 「同意します」を押して次へ

  • 「Mgmt」にVM Networkを割り当てる
  • その他の設定は好みで変更する

  • 特に何もせず次へ

  • 設定に問題がなければ完了する

FireShot Capture 084 - localhost.localdomain_ VMware ESXi - 192.168.0.3.png

  • しばらく待機すると仮想マシンの作成が完了し、ステータスが「標準」に変わる

A10 vThunderのライセンスのアクティベート

  • 機能が制限された状態となっているため、ライセンスをアクティベートし、機能制限を解除する
  • 仮想マシン > vthunder > コンソール > ブラウザコンソールを開く を選択する

  • admin / a10 でログイン
  • NOLICENSEと表示されており、ライセンスがアクティベートされていないことが分かる

  • enableで特権モードへ移行
  • パスワードは空のままEnterキーを押下
  • configure terminalでコンフィグレーションモードへ移行

  • interface managementでMGMTインタフェースの設定に入る
  • 静的IPアドレスとして192.168.0.4/24を割り当て
  • デフォルトゲートウェイとして192.168.0.1を指定
  • その後、設定を保存

  • ちなみにshow interface briefでインタフェース毎の設定を確認することができる

  • https://192.168.0.4にアクセスするとA10 vThunderのWeb UIが開く
  • admin / a10 でログイン

  • 以下のようなモーダルが出たらキャンセルで閉じる

  • System > Admin を開く

  • Licensingを開き、Host IDをコピーする

  • Versionは「4.1 or newer」を選択し、Appliance UUIDに先程コピーしたHost IDを貼り付ける
  • 「Activate Appliances」を押し、その後「Done」を押す

  • Activation Keyをコピーする

  • System > Admin > Licensing にコピーしたActivation Keyを貼り付け、「Submit」する

  • 再度、ESXi ClientからA10 vThunderにアクセスするとNOLICENSEの表示が消えている
  • これでライセンスのアクティベートが完了した

FireShot Capture 105 - localhost.localdomain_ VMware ESXi - 192.168.0.3.png

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