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開発パフォーマンスを維持するためにチームでやってること5選

Last updated at Posted at 2023-12-06

はじめに

どうも、株式会社viviON 基盤ユニットのh_takashです。

viviONのエンジニア・各ユニットを見ていると、
目の前のタスクをどうすればスムーズにこなせるか、
どうすればチームとしてアウトプット量を増やせるかについて考え・実践しているように感じます。

実際に、別のユニットではありますが開発パフォーマンスが優れている企業としてFindy Team+ Award 2023にて2冠を達成しています。

今回は、開発パフォーマンス維持するための取り組みについて、私の視点から見て感じたことを列挙していきます。

1. タスクに優先順位を付ける

私の所属する基盤ユニットではSCRUMを採用しており、
タスクはスクラムボードで管理されています。
毎SPRINT、タスクに優先順位をつけたうえでサブタスクの切り出しまで行うため、
何をやるかがタスクごとに明確です。

また、不明点はこのタイミングで無くして着手可能状態にするので、
手戻りが少なくなり、各々が持続的にパフォーマンスを発揮できています。

メンバー全員が不明点を潰すためには
普段から質問しやすい空気作りが重要です。
例えば高圧的な態度で質問に解答し続けると、やがてメンバーが質問し辛くなり、
その結果質問ができなくなりパフォーマンスが落ちてゆきます。

2. チームワークとコミュニケーション

基盤ユニットでは分からないことがあれば気軽にGoogle MeetやSlackのハドル、チャットなどで即座に不明点を解消するように各位が心がけています。
このようにメンバー同士が助け合い、知識を共有する文化が根付いています。

また、15分ルールを設けており、15分調べて分からないことは質問するをチームとして推奨しているため、質問のハードルがとても低いのもポイントです。
(スクラムマスターの口癖は「軽率に聞いてくださいね」。)

更に、チームにアサインされて歴の浅いメンバーには、先輩メンバーから分からないことがないかを定期的にヒアリングしにきてくれます。

これら取り組みが、個々の力を最大限に引き出し、アウトプット量を向上させています。

コミュニケーションの取りやすさは接触の多さと比例します。
朝会でしか会話しないような関係性より、
普段から会話の数が多い方がコミュニケーションのハードルは低いです。
(ご存知の方もいるかと思いますが、これにはザイオンス効果という名前もついてます)

3. 自己成長への投資と学習環境

基盤ユニットではチーム全体でスキルを伸ばす一環で、週一で勉強会を開催しています。
内容は輪読会を行なったり、各自が気になるトピックについて調べたりなどです。

新しい技術やツールの習得に積極的で学習への意欲が高いことが、
技術的な進歩という面での競争力を維持し、開発パフォーマンスを向上させています。

勉強会のファシリを強制したり、勉強会内でメンバーを攻撃するようなことは避けてください。
伝えるべき内容がある時は、こっそりと・オブラートに包んでを心がけましょう。

勉強会、ひいては組織へのエンゲージメントが下がります。

4. 定期的な振り返りと改善

基盤ユニットではSCRUMを取り入れているので、定期的な振り返りと改善があります。
週次で行われる振り返りでは、
良かった点と改善すべき点が徹底的に議論され、次回へのフィードバックとして反映されています。

また、振り返りの手法はKPT・Learning matrixなど多数あり、
色々試しつつチームにフィットする手法を模索中です。

チームとして成果がイマイチだという場合、
チームでの行動をメンバー間で相談して変えていく、
個人の行動に対するフィードバックを定期的に行う等で行動改善を促した方が良いかもしれません。

また、チームの改善はトップダウン色が強すぎると上手くいかないケースも考えられます。
その場合はボトムアップを許容する空気の醸成を検討してみては?

5. ワークライフバランスの尊重

これは開発チームというより会社全体での取り組みになりますが、
viviONは社員に対して働きやすい環境を提供しています。

ワークライフバランスを尊重し、労働時間外の活動やコミュニケーションも重視されています。
例えば労働時間外の活動には補助が出るなどです。
これが、エンジニアたちのモチベーションを高く保ち、持続可能な高いパフォーマンスを可能にしています。

これらの要因が組み合わさることで、viviONが開発パフォーマンスを持続的に発揮できていると考えられるでしょう。

ある程度は残業して目標の箇所まで進めると言ったことは当然必要になりますが、
働きすぎて疲弊するとその後のパフォーマンスに響きます。

成果が出ればOKというのは半分は正しいですが、
残業が減るような仕組みを導入し、パフォーマンスを維持するということも大切ではないでしょうか。

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