はじめに
私は岩手県立大学ソフトウェア情報学部3年(2020年5月時点)の田尻隼人と申します。ロボットを中心に様々なモノづくりを行ってきました。
4月からは3年生となり就活も始まる時期となってきましたので(大学院に行くことも検討しているのでまだ確定ではございませんが)、逆求人の意味も込めて私の自己紹介をまとめてみました。
#経歴
2014~ 高校(普通科)より部活動でサッカーロボット開発を始める。
2018~ 岩手県立大学ソフトウェア情報学部に入学。
2018~ RobotShop@Homeをオープン。
2019~ NPO法人を設立。理事長に就任。ロボット教室「いわて未来アカデミー」をオープン。
2020~ ファブテラスいわて運営をNPOで始める。
#製作物紹介
ロボカップジュニアサッカーロボット 2014~2019
以下の写真を含めて合計10台程度製作
設計にはFusion360とEagleを使用しています。
パーツ製作には、3DプリンタやCNCフライス、外注サービスなどを利用しています。
マイコンにはSTM32F446RE+STM32F303k8を利用しています。ソフトはmbedで開発しています。
高校の文化祭
クレーンゲームのハードウェア部分(アーム以外)を担当しました。
動画はこちら
岩手県IoTコンテスト出展作品
福祉機器コンテスト出展作品
ほっとぽっとの動画
これは、ラズパイとLINEのnotify機能を利用して製作しました。
メイカーフェア東京にも出展しました。
その他 主なもの
ETロボコン
動画
スペースロボットコンテスト
動画
筋電センサを使ったアーム
動画
メイドロボット
動画
大学の某eラーニングをPythonを使ったWebスクレイピングで解決。
現在開発中のSLAMロボット
Jetson Nanoをベースに使っています。
SLAMにはydLidar x4,realsense r200を利用しています。
将来的には農業分野に応用したいと考えています。
動画
https://www.youtube.com/watch?v=BMwbOEVrYl0
https://twitter.com/CaptainTajiri/status/1227523459460169728
https://twitter.com/CaptainTajiri/status/1232991722080100352
#NPO法人でやっていること
小中高生向けロボット教室「いわて未来アカデミー」
プログラミング以外にも3DCAD設計や加工方法等、未来のエンジニアを育てる活動をしています。
地元のものづくり企業と連携することで生徒の工場見学等も実施しております。
ファブテラスいわての運営
県からNPOへの委託でファブテラスいわての運営を2020年4月にスタートしました。ファブテラスいわてはいわゆるファブラボで3Dプリンタやレーザー加工機等が置いてある施設です。無料で開放しておりますので利用者は予約すれば自由に使用することが出来ます。私個人としても、ここをロボット開発の拠点に出来たらいいなと考えております。
#RobotShop@Homeでやっていること
ロボットパーツ(主にオムニホイール)の販売を行っております。オムニホイールは設計から生産まで全て同じ拠点で行っています。
#大学SDGs Action Awards 2020 グランプリ
朝日新聞が主催する大学SDGsActionAwards 2020に参加しグランプリを受賞しました。
そこでは私の住む岩手県滝沢市で、働き住み続けていくためのアイデアを発表しました。
具体的にはロボット教室を通した人財育成及び、私たち自身がロボットを開発するベンチャーを立ち上げ、岩手県の課題を解決すると共に、雇用やイノベーションに繋げていきたいという内容をお話しました。
本当にベンチャーを立ち上げるかはさておき、50万円という賞金を頂いたので法人登記費用やロボット開発費等に充てたいと考えています(50万では給料は到底払えないので開発費になりそうな気がします)。NPO法人の経験も活かせるのかなと個人的に考えています。
↓発表に使った自作イラスト
滝沢ロボティクス合同会社を設立
大学SDGsActionAwardsで賞金を貰った手前何もしないのは如何なものかと思い今まで温めてきたアイデアを実行するために会社化しました。Robotshop@Homeも統合しました。まだ学生かつ持分会社なので特に、リスクなどは無いので、高い社会勉強代だと思って取り組んでいます。
https://takizawa-robotics.com
今後について
大学ではロボットの自己位置推定などの研究を行うと思います。
そのため、ROSやFPGAについて学んでいくと思います。
私は、個人的に今開発しているロボットを農業分野に応用したいので、実際に開発したり実証実験及び実用化に向けた活動をしたいと考えています。
以上になります。宜しくお願い致します。