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RPA・自動化の進め方・設計①

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考え方として

 大事なことは
 ①手動でやっている作業を細かなプロセスに落とし込む
 ②手動の内容をそのまま再現するのではなく、結果が同じになる代替手段も含め簡素な方法を検討する。
 ③1つの作業をすべて置き換えることも大事だが、自動化が簡単にでき、それが作業者にとって幸せなことならすべてを自動化しなくても最初は十分。
④結果的に手動がたくさん残っている状況でも、それを支援する部分が実装できれば、それも十分改善の1つ

例1 各種業務に忙殺されてもルーティンをこなす支援

 OutlookのカレンダーやGoogleカレンダーに定期的な作業の実施を落とし込んで置き、ポップアップするようにする。なんだそんなことって思うけど、意外と大事。

例2 メール添付のファイルを確実に保存しておく方法

 ①OutlookやGmailの振り分けで、そのサブジェクトや、送信者のものを振り分けるだけで、ファイルの所在ははっきりするので、それがまず第一歩
 ②そのうえで、ファイルサーバにファイルをアップするようであれば、そのスクリプトを書く。

例3 ダウンロードと加工の処理を1回の作業で完結させるプロセス

 【ダウンロードの手作業】⇒【バッチ実行のディレクトリに移動】⇒【バッチ実行】⇒【元ファイルの保存】を順番にやらないと駄目なことってありますね。
 こんな時に1回の処理で出来たらって思うことあると思うんです。そんな時には、時間のバッファを利用することで、1回の作業でやるというのも方法論です。
 ①ダウンロードを始める
 ②ダウンロードを始めた直後に、どのくらいで終わるかを見越して、一定時間が経過後に、ディレクトリへの移動、その一定時間後に、バッチが実行されるタイムラグを設けて実行する設定をしてしまう。
 ⇒これだけで1回の作業で終われる。
 ③元ファイルの保存は、急ぐことではないので、自分が作業にかかわらない時間に、自動実行してくれるように常にタスクスケジューラ等でだんどっておく。

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