FESTA2018では音響(PA)ということで、メインステージでのマイク音声を中心に、プレゼン音声やBGMまわりの操作を担当してました。キノコとならぶMAの食材担当、もやしです。どうぞよしなに。
当日の音響のお仕事はというと、なるべく聞きやすい音をお届けしようと、音量や声質に応じてちょいちょいミキサー卓の操作をしていくあたりだったわけですが、マイクの扱い方や声量によりカバーしきれないこともまれにあった次第で。無理にボリューム補正しようとしすぎると、こんどはハウリング起こすというジレンマに...
そこで。
これさえ実践すれば、カンファレンスやプレゼンでのマイクの扱いは完璧!というコツをご紹介します!
マイクはアゴにつける
マイクのボール部分を、アゴにつける。これだけです!
そしてマイクの向きは真下に。
読むのめんどくさい人は、ここまででOKですよw
これで十分音を拾えるうえ、こんなメリットもあります。
- 破裂音(パやダなど)でノイズになることが少ない
- 口からの距離が一定に保てるので、一定の音量をキープできる
- 横(スクリーンのほうなど)を向いても、マイクを外さないですむ
とくにプレゼンでは、PCを操作しながらたまにスクリーンを振り返るなどのシーンがあり、そういうときにマイクを外してしまうことが希にみられます。そうすると、客席側では何も聞こえなくなってしまうので絶対に避けたいですね。
こういうミスも、別段意識することなく回避できるのが大きなメリットです。
意外にオススメできないのが
こちらは、一見問題ないようでいて、実はプレゼンではあまりオススメできないスタイルです。
なにより破裂音をモロに拾ってしまうので、そのたびに「ボフ!」みたいなノイズになってしまいがちです。避けるにはちょっとした発声法のコントロールが必要になってしまいます。
また口とマイクの距離を一定に保つのも難しく、前述のとおりスクリーンを振り返るときなどに、無意識にマイクを外してしまうことも多発します。
あと呼吸音も拾いやすく、避けようと息を抑えめにしてるうちに酸欠みたいになるなんてことも、よくありました。
ボール部分を手で覆わない
もうひとつ、意外とやってしまいがちなのが、マイクのボールの下半分を手で握って覆ってしまう持ち方。
これをすると、マイクの構造上ハウリングしやすくなってしまうんです。
なるべくならマイクの下の方を持って、そうすると手で顔を隠すこともなくなってオススメです!
まとめ
知っていて、ちょっとやれば済むこれだけのコツで、プレゼンの聞きやすさを安定させられる。
これならやらないのは勿体ないですよ。
ぜひ実践してみてください!