実行コストの低い経過時間計測

参考

この記事は、以下の動画を参考にしています。
詳しくは、動画をご覧ください。

△DateTime.UtcNow

// 開始時刻を得る
DateTime start = DateTime.UtcNow;

// 計測対象の処理

// 経過時間を得る
TimeSpan elapsed = DateTime.UtcNow - start;

DateTime.UtcNowは、うるう秒の調整など、時刻を得るための処理を行っている。経過時間を知るには必要のない、余分な処理をしている。

△Stopwatch.Elapsed

// ストップウォッチを得る
Stopwatch sw = Stopwatch.StartNew();

// 計測対象の処理

// 経過時間を得る
TimeSpan elapsed = sw.Elapsed;

Stopwatchはクラスなので、インスタンスを作るとヒープを使う。ヒープを使うとガベージコレクションの原因となる。

◎Stopwatch.GetTimestamp, GetElapsedTime

// タイムスタンプを得る
long start = Stopwatch.GetTimestamp();

// 計測対象の処理

// 経過時間を得る
TimeSpan elapsed = Stopwatch.GetElapsedTime(start);

Stopwatch.GetTimestampは、OSのAPIを呼び、タイムスタンプ（マシンの起動からの経過時間）を得る。タイムスタンプのデータ型はlongであり、ヒープも使用しない。