気がついたら社会人になって10年経っていて、最近採用関連の仕事でやたらとタイトルのような話をすることが多くなってきたので、まとめといたらカンペとしても使えるんじゃないかと思ったりしたのでまとめてみようという試み。
あと、こんなんでも職業エンジニアになれるよっていう、誰かのモデルケースにでもなったら嬉しいかな〜というのも。
※クソ長くなってしまったのでお気をつけて
大学時代
経済学部で、民俗学のゼミに入って、博物館行ったり、海苔作りしたりしてました。
プログラムとか興味なく、PCはレポート提出に使う程度。あと就職活動。
新卒時代〜求人広告営業〜
ドラマとかで「外回り行ってきます!」というシーンが結構あってそれに憧れて営業になる。あと、大学で就活イベント的なのによく出張ってくる人材コンサルみたいな職業いいなってなってて、求人広告にしようという安直さ。
この時点でプログラムとか相変わらず興味なし。
1年ぐらい経過したときに、売っても売ってもお客さんからは「反響ない!」って怒られ続け、上司からは「ワンランク上のなら反響ありますよって売ってこい!」って怒られ続けるのが辛くなって退職。
原稿をPCで書いてるのが結構楽しかったのと、父親がSIerでエンジニアしてたので、試しに買ってみた「やさしいJava」を1週間ぐらい読んで試して、「なんかこれならやれそうじゃね?」ってなって、未経験OKなエンジニア職の募集を探して応募。
晴れてエンジニアに転職!
当時同僚は元パチプロとか落語とかボクサーとか、割とカオスな職歴の方々が多かった気がする、、、
業務アプリエンジニア時代
入社した会社は独立系のソフトウェアハウスで、平たく言うと大手SIerにSESでエンジニア出してお金を稼ぐビジネスモデルの会社だった。
1ヶ月の研修を経て、Javaの新規案件にアサインされる。
あとから聞いた話だと、Java経験1ヶ月強(=プログラミング歴)にして、Javaのプロフェッショナルとして売られたらしい。
結局5年ほどその会社でお世話になり退職。
その間で使ってた言語は、JavaとVB5〜6、VB.NET、javascriptあたり。
退職理由はだいたい以下の感じ。
1. 金融系がメインの取引先だったので、とかくセキュリティに厳しく、10年ぐらい前の技術しか扱えない。もっと新しい技術を使えばユーザーにストレスなく使ってもらえるのに。
2. UIとかUXは1円にもならないのでwebでも大体VBライクなUI。
3. 途中からほぼプログラム書くことなく、ひたすらexcelとwordな日々に不安を覚える。
4. 5年で月収ベースで1万円ちょいしか増えない給料。
で、割と10年目ぐらいでもプログラム平気で書いてると噂のweb業界に行ってみようと思い至り、web業界へ転職。
webの会社からSESでSAPヘ
webへ来ても相変わらずSES生活は変わらず、なんとなくソシャゲってトラフィックとかDB負荷とかすごそう!と思ってたのと、小学生ぐらいの頃にゲーム会社で働く夢を持っていたのを思い出したので、SAPに行ってみることに。
それまで基本的にWEBサーバー1、APサーバー兼DBサーバー1、コールドスタンバイのDBサーバー*1みたいな構成がほぼだったので、いきなりWEBもDBも二桁台数とかの構成に圧倒される。
ひたすらいろんな人の仕事を勝手に巻き取って、徹夜してるうちに、チーム移動になって、サブリーダーになり、気がついたらリードエンジニアになる。
家に帰れなかったり、夜中に叩き起こされたりを繰り返しているうちに家庭環境に不安を覚えていたところに、自社でプロジェクトがいくつか立ち上がるという話になったので、SAP業界を去る決意をする。
一応その間に仕事で使用した言語を洗い出してみたら、
php, perl, python, java, objective-c, c++, lua, javascript
結構ちゃんぽんしてた。
後にも先にも、これほどユーザビリティについて考えてた時期はなかった気がします。
〜現在(WEBエンジニア)
スケジュール管理したり、仕様決めたり、ソースレビューしたりしながらプログラム書いてます。
一人で大体のフェーズに絡めるので、WEB屋が性に合ってるなと思う今日この頃。
長くなりましたが、そんなこんなでエンジニアとしてだけでも、もう10年目。
35歳が目の前に迫ってきた感ありますが、定年はしなくてよさそうです、今の所。