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LINE Bot+Power Automateで家庭内DXを促進するお手軽購入申請を作ってみた

Last updated at Posted at 2020-06-18

#家庭内のDXにとっても有効なLINE botを利用した購入申請できたよ!!

よくある日常の会話。※実際の人物・団体とは(以下略

パパ「XXXX買いたいんだけど、いいでしょうか」
ママ「なんで必要なの?」
パパ「いや、古くなってきたから・・・」
ママ「いくら?」
パパ「XXXX円です・・・」
ママ「んー。いらなくない?」

このやりとり結構辛いんですよね。人によると思いますが。こういうやりとりの辛さを、LINE botさんに仲介していただくことで改善しようというのが、今回の目的です。

お互いドライに。品名、金額、参考URL、購入理由などをフォームにポチポチと入力したら、あとはLINE botさんがよきように手配してくれます。

動作は以下の動画を見てみてください。

今回のアーキテクチャ

アーキテクチャというほどでもないですが、今回使ったのは、

  • LINE Messaging API : いうまでもなく。インターフェース
  • Microsoft Forms : フォームを作れないのでFormsで代用
  • Power Automate : ロジック全般
  • SharePoint リスト : データ蓄積用
  • Azure blobストレージ : 申請履歴をHTMLファイルとして保管

です。
Formsのフォームを購入申請情報の入力に使っていますが、LINE上でページを表示してくれるので、ユーザーが接するアプリとしてはLINEに限定されています。

image.png

LINE上での表示

LINE上の画面は以下のように構成されています。よく使うアクションである、申請作成一覧表示 はリッチメニューで起動できるようにしています。

承認者は、送られてきたFlex messageに表示された内容を確認して、OK/NGのボタンをタップするだけ!大変ドライな対応ですみます。

image.png

イベントの処理 (Power Automate)

申請フォームへの入力をトリガーにして承認者にメッセージを送信する、承認結果を処理して記録&結果通知。主にこれらのイベントが発生しますが、これらはPower Automateで処理しています。
HTTPのコネクタを使っているので、場合によってはLogic Appsのほうが良いかもしれません。

長い方のフローがLINEからのWebhookをトリガーとして起動するメッセージ処理+もろもろのデータ処理用フローです。
短い方はFormsの回答をトリガーにしています。回答があったら承認者側にPushメッセージを送信します。

手軽さと、想定されるデータ件数から、すべてのデータはSharePointリストに保存しています。

※各フローの詳細は、長くなるので別の投稿で記述します。

image.png

紹介おわり

LINE側は特にやることがないので、メインはPower Automate上の処理になりますが、とても長いので別のブログで解説します。
それでも、コード書くことなく手軽に めんどくさい プロセスのデジタル化ができるのはとても良いですね!

なお、Power AutomateではLINEのカスタムコネクタを利用しています。ご参考まで
Power Platform用にLINE Messaging APIのカスタムコネクターを作ってみた - MoreBeerMorePower

次回→LINE Bot+Power Automateで家庭内DXを促進するお手軽購入申請 ~フロー詳細

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