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iOS ショートカット で某テーマパークの予約の直リンクを生成する

Last updated at Posted at 2019-07-26

はじめに

本投稿は実在するいかなる団体・企業とも云々
某テーマパークのレストラン予約は1か月先までの日程が取れるのですが、毎回争奪戦でおおよそ2分のうちに完売します。
通常、この予約は、
1. フォームに、日程(ここが1か月先まで)、人数、レストラン名等を入力
2. 検索実行 (ここが時間かかる)
3. 検索結果から希望の席と時間を指定 (この段階で確保できる)
という流れで予約をとります。
しかし、たいていの場合には、朝9時の開始時刻にアクセスが殺到して検索完了がすごく遅くなり、画面遷移したときには「空きなし」となります。
キャプチャ.PNG

今回はこのうち、3番の直リンク(URL)を iOS ショートカットAppを利用して自動生成し、Safariで開くところまでを自動化してみましたのでご紹介します。
※なお、登場するURLはフェイクですので、実際使われる場合には、正しいURLに書き直してください。
※また、予約が確実に取れることを保証するものではありません。

詳細画面のURL構成

URLですが、以下のような構成になっていることがわかりました。

image.png

パラメータ 意味
useDate 予約日付。ここをショートカットで1か月後の日付を指定する
adultNum 大人の数。自分の家なので固定の数字でOK
childNum 子供の数。自分の家なので固定の数字でOK
childAgelnform 子供さんの年齢構成。ここでは03歳と07歳を指定している。%7C区切り
restaurantNameCd 見に行くショーレストランのコード
wheelchairCount 車いすの数
stretcherCount ストレッチャーの数
showWay 不明
reservationStatus 空だと空席っぽい
wayBack 不明

ということで、争奪戦で可変になるのは日付くらいなものです。だいたい「この日とこの日でとれたほうでいく」みたいな感じだと思うので。
この日付をショートカットAppで現在日付から自動生成し、URLを構成して、Safariで開くまでを作ってみました。

ショートカットApp

ここではアプリの詳細は割愛します。様々なクライアントアプリとかWebリクエストを使える自動化ツールみたいなものです。Automatorみたなもの

20190726_141311000_iOS.png

大変シンプルです。

  1. [日時] のアクションでは現在日付を取得しています。予約の争奪戦が起こるのは実行する日から1か月後の日付です
  2. [日付の調整] アクションで、前ステップで取得した日付+1か月を生成します
  3. [日付をフォーマット]では、URLに入れる日付形式MMddに1か月後の日付を直します
  4. [URL] アクションではURLの日付部分に[日付をフォーマット]の結果を挿入します
  5. 最後に[URLを開く]アクションを実行します。これでSafariで対象のURLが開かれます

4.のステップを拡大するとこのような感じです。
20190726_144807000_iOS.jpg
2019も自動生成すればいいのですが、個人利用だったので、べた書きしました。

まとめ

このように、何かの情報(ここでは現在の日付)から、URLのパターンからアクセスしたいページのURLを自動生成し、ブラウザで開く という非常に生活の役に立つ自動化が、みなさんのiPhoneでもできます。
ぜひ身近な自動化をiPhoneのショートカットAppで試してみてください!

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