Unix timestampとdate timeを変換する処理をPower Automateで結構利用するので、備忘録として残しておきます。

Date time → Unix timestamp

入力がDate time (yyyy-mm-dd等)でUnix timestamp (秒単位)にしたい場合には

div(sub(ticks('ここにDate time'),ticks('1970-01-01')), 10000000)

例えばConvert time zoneの結果を使う場合には、

div(sub(ticks(body('Convert_time_zone')),ticks('1970-01-01')), 10000000)

ticks関数は西暦を100ナノ秒単位で返す関数なので、これを利用して、1970-01-01におけるナノ秒との差分を求めて、その後ナノ秒→秒にするために割り算する

Unix timestamp → Date timeの変換

入力が秒単位のUnix timestampで、これをDate timeに直す場合には、

addseconds('1970-1-1', ここにUnix timestamp (数値), 'yyyy-MM-dd HH:mm')

もとの数式は addSeconds('<timestamp>', <seconds>, '<format>'?) この書式なので、1970-01-01にUnix timeを足せば、Date timeに指定のフォーマットで変換できる

実際Convert time zoneでutcNow()をJSTに変換したあとにUnix timestampに変換し、その結果を再変換してみると以下のようになる。