ことの背景
iOS12用に「ショートカット」というアプリが出たようなので、インストールしてみたところ、HTTPの要求もワンクリックで実行できるようでしたので、試してみました。
※ショートカットに関する解説はこちらから。
今回は、最近よく使うMicrosoft Flowの実行トリガーにする場合の例を記載します。
iOS ショートカット側
ショートカット側では、さまざまなアクションを選択可能です。今回は最新の写真を取得して、OneDriveにコピーする例です。
上から順に、
- 最新の写真を端末から取得
- (後述の)MS FlowのリクエストURLを設定
- URLに対して1.の写真をPOST
としています。
HTTPの要求を行う際には必ず、最初にURLを定義して、その後ろに「URLの内容を取得」をつける必要があります。
MS Flow側
次に、リクエストを受け取る側、Microsoft Flow側を紹介します。
「HTTPリクエストの要求」というトリガーがあるので、これを定義しておきます。
作成後にURLが発行されるので、ショートカット側に登録しましょう。
あとは単純に、OneDriveに対して、POSTされた内容のbodyにあるコンテンツ(写真)を、OneDriveコネクタの「ファイルの作成」で登録します。
結び
どちらも似たようなワークフローアプリですが、組み合わせることで、使い道が広がるかもしれません。
特にMS FlowはモバイルのFlowアプリから渡せるものに限りがあるので、前段で何かを処理したい場合には、このようにHTTPリクエストを行うことも有効だと思われます。