0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

medibaAdvent Calendar 2023

Day 17

モブワークについてお話します!

Last updated at Posted at 2023-12-16

皆さんこんにちは!
株式会社medibaバックエンドエンジニアでリーダーをしております永原です。
この記事は mediba Advent Calendar 2023の17日目です。

はじめに

弊社は基本リモートワークで、一部でモブワークを採用しております。
(基本的には、午前はソロタスクやMTG、午後はモブワークの流れです)
様々なモブワークを経験してみて、私が思ったことや今後どうしていきたいか等をお話します!

モブワークとは

3人以上で集まり、1つの画面を共有して行う開発手法です。
画面を共有し進行するドライバーが1人、他のメンバーはナビゲーターとなりドライバーへ指示を出します。
チーム全員が同じ画面を見て、一緒に問題を解決します。

良かったこと

参加者全員で設計や相談が出来る

プロダクト参加者全員で設計が出来ることで、別で同期を取る必要がなく、一緒に設計するのでその場で疑問点について確認が出来ます。
また、チーム外とのやり取りについて気になったことや質問したいことをチームで議論した後に話すことが出来るのも良いです。

バックエンド以外のPRを見る機会が増えた

モブワークでフロントエンド等自分の担当していない領域のPRを見る機会が増えました。
そういったこともあり、自分の担当領域以外への興味、学習意欲も自然と湧くようになっていきました。

チームメンバーにインフラ講座を開いてもらえた

(モブワークをしていなくても相談することはできると思いますが、一緒に作業していると相談しやすいという意味で)
私は元々インフラの実務経験はなく独学で少しかじっていた程度です。
実際の実務の話を交えながら学べたので、独学よりも楽しくより実践で役立つインフラ知識を得ることができました。

属人化を防げる

各自で別々で作業をしている時にありがちだったのが、担当者が体調不良などで休んでいて聞かないとわからないという状態に陥りがちでした。
モブワークですと一緒に進めているしある程度理解した状態でPRや関連資料を見ているので、フォローしやすいと感じました。

雑談は大事という自分にとって新たな発見があった

過去の経験上、お客様先に出向する機会が多く、タスクを早く確実にこなすことが大事、雑談は仕事じゃないからNG(話をふられたら返すぐらいで良い)と思っていました。ただモブワークで一緒にお仕事をする時間が増えてから、淡々とタスクをこなすだけではどこか息苦しさを感じるようになり、物事を円滑に進める上で雑談の大事さを実感しました。

大事だと思ったこと

モブワークを進めていく上で、(当たり前かもしれませんが)コミュニケーションが特に大事と感じました。
私はモブワークをはじめるまでは個人の作業に注力し、コミュニケーションにそれほど意識を割いていませんでした。
(MTGの場だったり、適宜必要に応じて会話する程度)
円滑なコミュニケーションが出来ていると、モブワークの良さをより活かしきれると考えています。
例えば以下があげられます。

  • 質問がしやすい、それによって不明点が解消されていき、成長していくことが出来る
  • ワーキングアグリーメント等で自分の意見を話すことでチームのルールがより充実する
  • 苦手、自信がない領域に関しても発言しやすい

リモートワークですと、オフィスに出社するケースと比べ、コミュニケーションについて考えなければいけないことが更に増えてしまいます。
今後もより良好なコミュニケーションをとるために、試行錯誤を進めていく必要があります。

やってみたこと

ワーキングアグリーメントを作る

ワーキングアグリーメントは、チーム全員が議論して納得した内容を明文化する、チーム内のルールです。
これはモブワークに限った話ではないですが、チーム内のルールがしっかりしていないと、チームメンバー一人一人が考えなければならないことが増えてしまいますし、同じ作業をしていてもやることがバラバラだったり、相談の手間が都度発生したりと疲弊してしまいます。
ルールがしっかりしていて都度振り返りをしてアップデートをかけていくことで、チームでやることのイメージが湧いて同じ方向を向くことが出来るようになると考えています。

モブワーク以外に1on1で一人一人の意見を聞く

進捗も大事ですが、モブワークを続けていてずっと完璧で進むことはないと思います。
良いことを続けていったり、課題を改善していくために振り返りをやってはいますが、振り返りはチームメンバー全員が発言するため、時間の制約上、個人の意見を聞きたくてもそれほど深掘りして聞くことができません。
1on1なら2人の時間しか使わないため、気兼ねすることなく、深掘りして話すことができます。
人によって捉え方が全然異なってくるので、ありがたいことに様々な意見を聞くことが出来ました。
もちろん聞いておわりではなく、どういうモブワークで進めていくのが良いかの参考にし、実践するのが目的です。

今後やっていきたいこと

他チームとモブワークについて意見交換

弊社にはDeveloper’s Communityという社内エンジニアで交流できるイベントがありますので、その場でモブワークについて登壇し、意見交換のきっかけを作りたいと考えております。

最後に

モブワークに参加するメンバー全員の理想を叶えることは難しい(人数によっては不可能)です。
ただ、一人一人の意見を聞くことで理想に近づけることや、モブワーク以外でフォローできることがあるかもしれません。
また、良質なモブワークには良好なコミュニケーションが不可欠であると思いますので、より良好なコミュニケーションをとっていくにはどうしたら良いか引き続き試行錯誤していきたいです。
目指すものが一人よがりにならないためにも、チームメンバー一人一人の意見に耳を傾け、チームメンバーが楽しく快適に働けるようにしていきます!
拙い文章をここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
(ちょっと気が早いですが)良いお年を!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?