この記事は、適応型ソフトウェア開発 アドベントカレンダー 2024 の 1日目です。
アジャイルフレームワークはたくさんある
新しい取り組みだったり、最新トレンドは数多く生まれている昨今だが、向き合うべきは常に「人」に対する課題が多い。
そんな中で数々進化していく最新を追いかけるもの素晴らしい体験だと思うが、私は人と違う方向に進んでみることを選んだ。
それは、古の考え方を現代でも使えないかを検討することである。
昔から人に向き合ってきた歴史がある
アジャイルの歴史もまだまだ人類史からするとまだまだ浅いものだ。
その中で生み出された古のフレームワークも根本的な課題は人に紐ついたものであり、現代の私たちと悩み事は変わらない。
そんな中で最新だけを追いかけるのはもったいないなと考えたことが発端である。
特に私がシンパシーを感じた古のフレームワークがある。
それが適応型ソフトウェア開発。Adaptive Software Developmentだ。
なぜ気に入ったのか
適応型ソフトウェア開発の何にシンパシーを感じたのかというと、私自身が適応力を大切にしている人間だったからだ。
適応力の強化
世の中何が起きるかわからない。だからこそその瞬間に適応して進化していく。
漫画ブルーロックにおける潔与一の考え方に非常に共感することが多く、自分のエンジニアとしてのプレイスタイルも極めて類似している。
そして、このフレームワークを編み出した、ジム・ハイスミスという爺さんも私と同じプレイスタイルなのだと感じることが多かった。
メタファーの活用
適応型ソフトウェア開発では、たくさんの勘違いをしながら進めることでより適応力を上げていくことができる面白い仕組みだ。
ジム・ハイスミスという爺ちゃんは、山上りとプロダクト開発を照らし合わせ、勘違いを駆使しながら学びをシンクロさせていくスタイルだった。
私もメタファーが好きだ。
漫画とんかつDJ揚太郎のように、なんでもかんでもこじつけて学びに変えていく癖が私も持っている。
そんな思考の癖がプラスに働く珍しいフレームワークだった。
こんな私の自然な思考がばっちりとハマる開発思考が存在するなんて思ってもみなかった。
使いこなしたい。
そう強く思ったため、この1年間適応型ソフトウェア開発に徹底的に向き合ってきた。
このアドベントカレンダーでは、その学びをできる限り言語化していきたいと考えている。