この記事は、適応型ソフトウェア開発 アドベントカレンダー 2024 の 22日目です。
適応型ソフトウェア開発を学んだ結果得たもの
これはたくさんある。
決まったルートのない進行を進めるとき、何をすると有効であり、何をすると失速するのかを常に考えながら望まなければならない。
そのため、スクラムフレームワークを脳死状態で続けているよりもはるかに思考量が増えた。
その中でこれからも役に立つであろう学びを共有する。
「失敗」は成功に向けて逸脱する行為
失敗はミスではない。
失敗は、成功方向に向けてレールが脱線することであるという教えがあった。
その気持ちがとても大切で、小さく意思決定をし、速攻でそれにこたえ、適切に評価する。
その評価の時、失敗してしまったとしても、それは正しい方向に導かれているだけである。
そう考えると、失敗が怖くなくなった。
うまいスケートボードのプレイヤーもよく転ぶものだ。
豊かな人間関係の必要性
豊かな人間関係があることで、組織の力はまるで変ってくることを知った。
そして適切に形成されたその人間関係は、圧倒的な適応力につながってくる。
その結果、ユーザーによりよいものを提供することが可能になる。
より良いものは、より優れた関係性の中から生まれる。
これは大切な学びだった。
フレームワークは絶対じゃない
フレームワークは所詮道具だった。
信仰するものでもない。
今、この環境、この瞬間に適応できる道具を適切に選び、行使する事。
これが最も重要で、有効であることを知った。
まとめ
このように普段使わないフレームワークを触ることで、気づきを多く得ることができたのである。