#はじめに
光源とか気にせずにざっくり書く空の描き方になります。
#使うもの
・Photoshop(フリーの雲ブラシがあれば他でも問題ないです)
・マウスなど(使い慣れているもの)
#ベースを書く
1、縦の線形グラデーションのを制作します。
2、新規レイヤーで円形グラデーションを作成します。
今回は(1)はレイヤースタイルで(2)はグラデーションツールで作ってありますが、どちらで作っても大丈夫です。
※この際(2)のグラデーションは明度彩度高めの方がおすすめです。
(2)を通常のまま透明度60%程度にします。
#雲を書く
「使うソフト名 雲ブラシ」でブラシをググって、インストールします。
下記のようなまとめてくれたサイトもあるので、複数入れておくと選べるので複数インストールしておくとのちに便利です。
http://photoshopvip.net/22452
http://cgtracking.net/archives/34640
##ベースを作成する
雲ブラシは写真ベースのものが多いので、リアルでまた透け感があります。
イラスト感を出すためそのまま同じ場所で同じブラシを何度かクリックし、透け感をなくします。
透け感はなくなったのですが、縁が強く硬くなってしまったため縁を指先ツールなどでぼかします。
風の流れをイメージしながら縁をさらっと流すようにぼかします。
##影を書く
先ほどの雲のレイヤーに影を入れる際にはみ出ないようにクリッピングマスクで新規レイヤーを追加します。
そのレイヤーにイントールした雲ブラシの中に入っていたベースとは異なる形の雲、もしくはベースと同じブラシの場合サイズを変えて、青系の色で影をポンポンかいていきます。
本来は光源とか反射光とかを考えて描きますが、今回はざっくりでいくので、適当にブラシで描けば大丈夫です。
同じ要領で異なるブラシでベース→影でレイヤーを増やします。
※気に入らなかった時に簡単に削除できるように1つの雲に1レイヤーで増やしていくことをおすすめします。
#仕上げ
一度しかクリックせずで雲を描き、透明度を65%くらいに下げ、空気遠近法的な奥行きをだします。
※赤丸箇所の薄い雲を追加してます。
ベースの青を色調補正します。
ピンクや黄色で雲にハイライトを入れます。
お好みでチリのブラシなどを追加して完成になります。
ブラシなどを利用することによってかなり時短で空が描けます。
サンプルで書いたこちらはだいたい45分くらいになります。
ぜひ試してみてください。