前提
- 業務でJavaは4年、Javascriptは3年ほど経験があります。
- 新規案件でPythonを使用することとなり、新プロジェクトのメンバーにPyQを勧められました。
- まずはプログラム経験者向けの文法速習、ライブラリの使用方法を完了し、Webアプリ・APIコースの途中まで完了しています。
- ライトプランで学習しているので、質問等は行っていません。
- 実務に入るのはこれからなので、どの程度役に立ったか後ほど記載するかもしれません。
QiitaにはPyQに関する記事が1年以上前のものしかなさそうだったので、Python学習を始めてみようかなと思う方への参考として、自分の学習メモがてら記事を作成しました。
PyQ良かったところ
- プログラム経験者向けの文法速習コースがあること。変数やら文字列やら単純な計算やら、未経験者向けの学習サイトだとまだるっこしい説明がわりとさくさく終わり、Pythonの癖を中心に学習できました。
- Django、スクレイピング、統計分析、機械学習など基礎にプラスアルファできるコースがあり、「Pythonを使ってやりたいこと」まで踏み込んで学習できます(※Django以外はまだ学習していないので、どのコースがどの程度実務に役立つかまでは不明)。
- Pythonに限らず、プログラミングで使用する単語の用語集があるので初学者にも優しいと思います。参考として公式ドキュメントへのリンクも多々あるので、公式ドキュメントを確認するという習慣づけにも良さそうです。
- 常に最新のバージョンに対応しているところ。2020年2月現在一部を除いてPython3.8で動きます。
- Gitに草を生やすように、学習記録が残ります。緑増やすぞー!
いまいちなところ
- 良くも悪くもブラウザ上で動いてくれるので、環境構築や実際のプログラムの実行は別途学習が必要(※環境構築の説明はPyQ上にあります)
- 基礎コースは基本写経前提(説明→実行結果→写経用ソースコード兼問題)で作られているので合う合わないがあると思います。説明→練習問題があり、考えてわからなければ写経するという作りにして欲しかったなあと個人的には思いました。一応一定のカリキュラムごとに演習問題はあります。
- Webアプリ(Django)に入ったあたりからPyQ上の説明だけではやや足りない箇所があるので、公式ドキュメントで確認する作業が増えました。
- IDE使いたい(わがまま)。
- バージョンの選択ができるとなお良かったです。現場では3.6を使用しているため、細かいところが違うと嫌だなー、切り替えられたらいいのになーと感じました。
全体を通して
悪くないなーという印象です。
Pythonはスクリプト言語なだけあって環境構築や実行は楽なほうですが、初心者にはやはりそのあたり億劫になってつまづきがちなので、(他の学習サイトでも多いですが)すべてブラウザで完結するというわかりやすさは良いですね。
逆にわたしはJavaでの開発経験があり、IDEに頼りすぎている結果、オートコンプリート機能やら構文チェックやらがないのがもどかしいと感じることもありました。
経験者向けの文法速習は本当良いと思うので、あとはPyQ上で学習を行っていなくてもすべてのコンテンツが見れるようになると個人的には嬉しいです。PyQをテキスト代わりに使用して自端末でIDE入れてPython動かしながら学習したい。。。