今はメイカームーブメントということで,
チームラボの高須さんに「今,深センが熱い!」とか「あっちは秋葉原の何倍もすごい!」とか聞き,お,これは行ってみたいな,と思ったので,第4回ニコ技深セン観察会に参加することにしました.
あまり文章が得意ということでもなく,ただ思ったことを書こうと思います.それがなんなのかは他の参加者の方のブログを見ていただければいいかな,と.
ベンチャー企業の訪問
ちなみに今僕はM1なのですが,B4の時に就活をしなかったせいや,そもそもあまり興味がなくて行動してなかったせいで「ベンチャー」企業に遊びに行ったことがあまりありません.(1社だけあります)なので日本と中国のベンチャーの違いについては全く語れないです.というか中国のベンチャーをみて「へー日本もこうなのか…?」とか思い込む始末でw
それでも日本と違うな,と思ったのは,数ですかね.2日目にLeMakerというベンチャーの会社を訪問しました.LeMakerがあるのは大学の構内です.(たしか ちがったらごめんなさい)アパートの様な建物がズラ~っと並んでいて,その中にもいくつもベンチャーがあるらしく.流石に日本にはない光景かな,と思いました.LeMakerさんはできて2年程度の新しい会社らしいんですが,その割にはすごくフロアが広かったです(上の画像).大学か政府の援助が手厚いのが深セン?中国?のベンチャーのメリットらしく?
あと,Makeblockという会社にもいきました.みなさんご存知の会社ですね.ちなみに僕はmDrawBotを持っています.ここには新しいキットを作成するために,Makeblockを使って1日中作品を作る役職があるそうです.訪問時も複数人の方が工作を行っていました.その次の日に行ったSEG Maker+という会社?ファブラボ?に行った時,Makeblockの互換品(というかパクリ?)が置いてありました.(売ってるのかな)それはどうかというのは置いといて,すごく商品の開発,改良が速いんだなと感じました.
電子街(ファーチャンぺー?)の散策
僕がこの観察会に参加を決めた理由は秋葉原を超えた電気街を見れるから,なんですが,確かにとんでもなかったです.高須さんが「秋葉原のラジオデパートをでかくしてコピペして並べた感じ」とおっしゃってましたがそのとおりです.ものすごい量のお店,ガジェットがありました.あれは1日では把握しきれません.なんかスマホの部品(液晶ユニットだったり)とかが売っていて,組み合わせると,はいスマホの出来上がり,なんてのもできるようです.恐ろしい(褒め言葉です).バッテリなんかもセルの製造会社と容量を言うと,その場で作ってくれるお店もあるらしいです.恐ろしい.
画像は建物の中から(多分真ん中らへん)とったものです.写ってるのは3階あたりですが,これが9階までびっしりと,ガジェット屋が並んでいます.
僕が入った建物?お店?は4つぐらいでしたが,大体がガジェット屋でした.もう多すぎて「これあのお店で売ってなかったっけ…?」と混乱してきました.実際売ってるものの重複は有りましたし,それはここに限った話ではないですが,それでも多かったです.高須さんはどうやって目ぼしいアイテムを見つけるんだろう…そういったアイテムは埋もれているので,根気よく探しだすことが必要そうです.
個人的な感想は「ガジェットの数>電子部品の数」なのかな,という感じです.確実に探し方を間違えた気もしますが(しかも4つぐらいしか建物入ってませんしね),電子部品単体で売ってるお店はガジェット販売店にくらべ少なかった気もします(それでも多いんですが).なにより探すのが難しい.
これは余談ですが,外でドローンを飛ばしている販売員のニーチャンがいました.日本じゃありえない光景ですね.しかもフリスビーみたいにドローンを投げるんです.で,ブーメランみたいに手元に戻ってくるんです.すげー
全体の感想
こんな世界があるのか,と視界が広がった気がします.正直つらかったこともありますが(料理が口に合わなかった…),一度は行っといたほうがいいです.
余談
今回の訪問で,中国が良い,いや日本のほうがいい,とかそういう優劣的なものは個人的な感想としては全くありません.たしかに日本において,スタートアップ等の支援は中国のそれに比べてしょぼいのかもしれませんが,金儲けだけがものづくりでない(趣味でものづくりしてもいい)と僕は思っているので… そういう意味では電子街,もうちょい検索性良くしたほうがいいと思うのですが…
でもスタートアップとか興味ある人は絶対行ったほうがいいと思います.