ルーティングについてざっくりまとめていきます!
*Wikipedia ルーティング
ルーティングとは、ルーター同士のやり取りのことです。
例えば、ネットワークAとネットワークBへデータを送るときに、ネットワークAのルータはネットワークBのルータを送り先にするためのデータを持っておかなければなりません。
また、ネットワークEにデータを送りたいときときは、ネットワークAはネットワークA→ネットワークC→ネットワーク→Eといった情報を持っていないとネットワークEにデータを送ることが出来ません。
ルータには、「このネットワークに属するコンピュータにデータを送るときは、このルータにデータを送らなければならない」というルーティングテーブルというデータが用意されてます。
なので、上の図でA→Bデータを送る場合は、ネットワークAのルータはルーティングテーブルを参照して、ネットワークBのルータにデータを送っていることになります。
また、ルータがルーティングテーブルを設定するのに二通りの方法があります。
1.手動で設定する方法
「スタティックルーティング」といいます。
手動で設定する分大変ですが、ネットワークの負荷を軽減することができます。
しかし、新たにネットワークが出来た場合など、各ルータの情報を更新しなけなかったり、設定する情報が間違えていた場合に、目的のネットワークに情報を届けることが出来なかったりします。
以上のことから、小規模ネットワークで活躍するでしょう。
2.ルータ同士が情報を交換して自動で設定する方法
「ダイナミックルーティング」といいます。
ルータ同士が情報を交換するために、ルーティングプロトコルを使用します。
自動で他のネットワークのルータの情報が設定されるので、管理が簡単です。
また、ネットワークの途中の経路で何かトラブルがあれば、自動で他の経路を探し出して、目的のネットワークとのデータのやり取りを行うことが出来ます。
以上です。ありがとうございました!