今回はユーザーフォームの利用について取り扱って行きます。
ユーザフォームとは自分でオリジナルのGUIをデザインして作成できる機能です。
実際に使ってみないとぴんとこないと思うので、これから徐々に取り上げていこうと思います。
今回は手始めに、ラベルを配置して、お決まりの"Hello World"を表示させてみます。
では、早速ユーザーフォームを使ってみましょう。
いつもどおりVBEを開いたら、下記のように挿入からユーザーフォームを選択します。
すると、ユーザーフォームを編集する画面が出力されます。
ツールボックスにいろいろなパーツがあるのが分かりますね。
これらのパーツを組み合わせたり、コードを組んだりしながら、
ユーザーフォームを作っていきます。
今回は、ラベルという部品を使って、マクロからラベルの値を変更するというものを
作っていきましょう。
以下のようにラベルを選択して、ユーザーフォームに配置していきます。
あとは、マクロからラベルの値を変更して、ユーザーフォームを呼び出します。
モジュールにマクロを記述していきます。
■回答
Sub Q20_Answer()
UserForm1.Label1.Caption = "Hello World"
UserForm1.Show
End Sub
■解説
ラベルに表示する文字列を変更するには、Captionプロパティに値を入れる必要があります。
今回はHelloWorldを入れています。
そして、ユーザーフォームを表示するには.showというメソッドから呼び出します。
マクロを実行した結果は以下の通りです。
無事、ユーザーフォームを表示させることができました。
プロパティをいじれば、文字の色や大きさなどいろいろ変えることができます。