LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

デスクトップPCを組んでみた。わからない単語を調べてみた。

Last updated at Posted at 2022-06-24

気持ち

最近ノートPCに限界というか使いづらさを感じてきたので、デスクトップを組みたいと思うようになり、ひょんなことからある人に基本的なことを色々教えてもらい、自作PCを組むことができました!わーい。

そのときに聞いたこともないというか、聞き流していた単語がいっぱいあったので、ここに記録しておこうかと思います。
多分随時編集する所存です。
多分間違い多々なので、お詳しい方とかは優しく訂正、アドバイスしていただければありがたいです!

いっぱいある規格

通信規格と接続規格と端子規格がごっちゃになる、、、

PCI Express

接続規格。(接続端子の規格ではない。線の規格みたいな。)グラボなどはほとんどこれ。PCI-Expressが登場するまでに主流だった接続規格はAGP。x1、x4、x8、x16などの種類があり、それぞれレーン(送信用と受信用のデータ伝送路を2本束ねたもの)数に対応している。”PCI Express 4.0”などの末尾の数字は世代。4.0は3.0の3倍で、双方向 4.0Gbyte/sec。下位互換。(もとはIntelの「3GIO」という規格。)

NVMe

フラッシュストレージによる通信を最適化するための転送プロトコルとして新しく開発された通信規格(プロトコル)。→コンピュータの高速PCle(Peripheral Component Interconnect Express)バスを介して、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)などのフラッシュ・メモリ・ストレージ・デバイスからデータに素早くアクセスするための転送プロトコルです。

NVMe SSD

PCI-Eで動作するSSD。”Non-Volatile Memory Express”の略。従来のSATAとはインターフェースや伝送路が異なる。SATAⅢより高速でかつ小型。ただ、PCI-Express x1、x16のようなスロットは使わない。(SATA ExpressまたはM.2を使用)

M.2

M.2(エムドットツー)はSSDの接続端子の規格。PCIeやSATA3.0、USB3.0といった端子が含まれており、通信機能やストレージなどの機能が追加できる。端子の形状もさまざま。ストレージに使われている端子には「B Key」「M Key」「B&M Key」の3種類がある。

AHCI

”Advanced Host Controller Interface”の略。NVMeと同様にハードウェアとOSやソフトウェア間でおこなう通信の仕組みを標準化した通信プロトコル。AHCIは「HDD」を前提としたSATAに最適化されている規格となり、NVMeは「PCI Express SSD」に最適化されている規格となります。

↑すこしまとめると?(あっているのだろうか、、、)

PCIeは「レーンを使って通信するよ」の規格。→物理インターフェースの物理形状の指定はない。
NVMeは「PCIeを使ってSSDを使うよ」の規格。→PCIeが物理インターフェースの形状を指定しないので、当然、接続端子の指定はない。
NVMe SSDは「NVMeで使えるSSD」のこと。
M.2は「SSDの接続端子の規格」→ようやくここで物理インターフェースの指定が出てくる。

参考
PCIe https://www.pc-master.jp/jisaku/agp-pci-express.html
NVMe https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_parts_nvme, https://www.purestorage.com/jp/knowledge/what-is-nvme.html

USB

「Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス)」の略で、PCと周辺機器の接続などに使われる標準規格。(接続端子の規格ではない。線の規格みたいな。)
USBの差込口を増やせるUSBハブを使うと、複数の機器を接続できる。
USB 3.2は青い。
「USB2.0」から「USB3.0」へは10倍。
3.2 Gen1より3.2 Gen2の方が2倍速く、3.2 Gen2より3.2 Gen2x2の方がさらに2倍速い規格。(Gen2x2はType-Cのみ。)

参考
USB https://www.iodata.jp/product/hdd/info/base/usb.htm, https://togeonet.co.jp/post-22180, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9
https://www.pc-master.jp/sousa/usb.html
https://www.tsukumo.co.jp/bto/parts/parts_usb3_2.html

RAID

”Redundant Array of Inexpensive Disks”の略。
HDDの冗長性、高速性の向上のため、複数のHDDを賢く使う技術。
参考
https://www.elecom.co.jp/pickup/column/storage_column/00003/

CPUとか

チップセット

CPUと各パーツのデータのやり取りを担う。インテルの500シリーズは11世代(Rocket Lake)に合わせてリリースされた。チップセットによって、オーバークロックの可否、可能な最大メモリ数、PCI Expressのバージョンやレーン数、USB数、RAID構成、Wifiの対応verなどいろいろ変わってくる。

LGA

"Land grid array”の略。CPUのソケットの規格。
互換性はないので注意。
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/LGA1200
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/sku/212047/intel-core-i711700k-processor-16m-cache-up-to-5-00-ghz/specifications.html

メモリとか

DDR

DDR-SDRAM("Double Data Rate-Synchronous Dynamic Random Access Memory")の略。
DDR3の場合は、240ピン、DDR4では288ピンという違いがある。
デスクトップPC用は「DIMM」と呼ばれる規格、ノートパソコン用は「SO-DIMM」と呼ばれる規格。
デスクトップ用メモリとサイズやピンの数が違っているので互換性はない。
メモリチップの規格は"DDR~"。メモリモジュール(基盤)の規格は"PC~"。どちらも同じものを表せる。(DDR4-1600は、1600MBps(=1.6GBps)=1600×8Mbps=12800Mbps→PC12800)
マザーボードによっても対応するDDRに違いがあるので注意。

11700K, DDR4-2666の場合のメモリバンド幅(単位時間あたりどれだけのデータをメモリから読み出せるか)は、
WebサイトからはCPUの最大メモリ周波数は3200Hzだが、実際のメモリの周波数が2666Hz。
CPUの最大メモリチャンネル数は2つ→たぶんマザボのChannel A, Bのこと。であれば2ch。
DDRメモリのバス幅は8Byte=64bit固定。
なので、
2666MHz×8Byte×2ch = 42656MBps ≒ 42GBps
→最大の場合は3200MHzなので、51GBpsとなる。(Webサイトの最大メモリ帯域幅と同じ!)

データの読み出し速度と計算速度は違うことに注意。

参考
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_parts_ddr4
https://vectory.work/memory-bandwidth/
https://freak-da.hatenablog.com/entry/2015/11/05/105554

光学ドライブとか

BD

"Blu-ray Disc"の略。
ブルーレイディスクの再生や記録に、青紫色レーザーを使うことに由来。
BD-ROM:読み出し専用
BD-R:読み出し、書き出しができる。→データの追記のみ。追記型。
BD-R BDXL:3層or4層構造。
BD-RE:データの読み出し、書き込み、書き換えができる。
BD-RE BDXL:データの読み出し、書き込み、書き換えができる。3層構造。
54Mbps(BD-ROM)、72Mbps(BD-RE2.1)、144Mbps(BD-R ver.1.2)の転送レート
「BDXL」:"Blu-ray Disc Extra Large"。3層もしくは4層構造のBD。
参考
https://www.sony.jp/support/vaio/beginner/howto/033/

その他

Thunderbolt

USB Type-Cを使ったデータ伝送規格
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1341762.html

SATA

(シリアルATA、サタ)パソコンと周辺機器の間でデータ転送を行うための接続規格。→物理インターフェースの話。
SATA Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの3種類があり、理論上のデータ転送速度は、1.5Gbps, 3Gbps, 6Gbpsとなっている。
https://www.pro.logitec.co.jp/houjin/usernavigation/hddssd/20200417/

RGBヘッダー

パソコンを"RGB LED"でドレスアップするときにつなぐところ。
「アドレサブルヘッダー」:
"アドレサブルRGB"をつなぐところ。
RGBヘッダーにつなげるLEDは全部のLEDが同じ色だが、アドレサブルヘッダーではそれぞれの色を指定できる。
https://www.pc-koubou.jp/magazine/39035

CMOSクリアヘッダー

システムを初期化するときにつかう。BIOSの設定を初期化する。

感想

デスクトップPCを組んだことによって、こころなしかコンピュータについて何も知らない人よりは詳しくなった気がする。
人類って頑張ってるんだなって思いました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0