CDN は通常コミットをするもの、と思いますが、Fastly では Month-to-month の契約も提供しています。今回の記事では、その設定の方法と解約手法までを Fastly のドキュメントを基に説明したいと思います。
アカウントとプランの種類
Fastly は色々なアカウントと価格プランを提供しています。
無料開発者トライアル
弊社では無償で弊社サービスをテストできる開発者トライアルを提供しています。ご利用にあたって、全ての要求を満たすか確認するために最大 $50 までの転送量を無償で提供しています。サインアップするだけでテストを始めることができます。
弊社ではトライアル期間も機能制限は行ないません。テストが完了し、弊社経由で配信を行なう準備が整ったら、有償アカウントに切り替えることができます。
有償アカウント（契約書なし）
トライアル期間が終了した後、契約に署名することなくファストリーのサービスを月毎のご契約で利用できます。現在の請求先住所とクレジットカード情報を必ず登録してください。その上で、「Billing」ページにアクセスして「Pricing Plan」タブにある「Pricing Plan」エリアで「Paid」を選択することで有償アカウントに変更してください。請求先住所が登録されていない場合は登録をお願いします。
有償プランに変更すると、開発者トライアルオプションは選択できないようになり、登録されているクレジットカードに毎月末に利用料金を請求いたします。なお、アカウントはいつでも解約することが可能です。
コミット契約
もし転送量が毎月 2TB 以上、かつ TLS 証明書サービスオプションが必要、または転送量が毎月 4TB 以上ある場合、コミット契約を検討することも可能です。その際は、 sales@fastly.com (日本なら japan@fastly.com)に連絡してください。特定の業種向けのソリューションも提供しています。(例：Eコマースパッケージ)
無料オープンソース開発者アカウント
弊社は積極的にオープンソースに貢献しており、可能な限りコミュニティをサポートしています。オープンソース開発者の方であれば料金は弊社が負担します。まずは community@fastly.com までご連絡ください。
アカウントの解約
アカウントを解約はアカウントオーナーが以下の手順に沿って行なうことができます:
- Fastly のウェブインタフェースにログインする。
- ユーザメニューから「Account」を選択する。
アカウント情報が表示されます。
- 「Company Settings」で、「Cancel Account」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。
確認画面の「Your password」フィールドで、パスワードを入力し、「Confirm」をクリックすることでアカウントを解約することができます。
アカウントが解約されると、解約をした日の時点での残高が請求されます。最後の請求に関するご質問は、弊社請求チームにご連絡ください。もしアカウントを再度利用したい場合は、弊社サポートにご連絡いただくことで再度有効にすることができます。