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デザイン思考で行うプロダクト開発

Last updated at Posted at 2020-06-05

自己紹介

初めましてぐなしです。初回なので簡単に自己紹介を。
ずっとデザインに興味を持っていた(憧れていた?)都内で働く20代のエンジニアです。
最近本格的に勉強し始めて、いろんな本を読んだり、ワークショップ参加したり、XDで何か作ってみたりしてます。
このブログではデザインに関して勉強したことのまとめを記事にしていきます。

初回の今回は、デザイン思考について勉強したことと自分なりの解釈を書いていきます。

ではまず、

デザイン思考とは

簡単にいうと、より良いユーザーの体験を実現するために、ビジネス上の課題を解決するための考え方です。

新規事業立ち上げなどで注目されがちですが、事業を立ち上げることに特化したものではなく、あくまでもより良いユーザーの体験をデザインするための考え方、それを実現するための手法やプロセスのことを指します。

これは余談ですが、自分はエンジニア出身で大学時代は無線通信の研究をしていた、デザインとは無縁の人間でした。
そんな自分がデザイナーにデザイン思考のことを聞くと、「当たり前のことで、デザイン思考って名前がついてることにびっくりした」なんて言われます。

そんな当たり前のことをどうやって実践してばいいかを、「ギャレットのUX5段階モデル」というのをベースに、エンジニアの人にも分かってもらえるように紹介していきます。

ギャレットのUX5段階モデル

デザイン思考でいうデザインとは、ビジュアルデザインのことだけではなく

「何を誰のために作るのか(戦略)」
「それを使ってユーザーはどんな体験をするのか(要件)」
「ユーザーの体験はどんな要素で構成されているのか(構造)」
「要素をどのように組み合わせると体験が向上するか(骨格)」
「どう見せたら・どう動いたらより良い体験につながるか(表層)」

もデザインの対象で、これらを体系的にまとめたのが「ギャレットのUX5段階モデル」です。
(この画像は、今回参考にしたgoodpatchさんのUX5段階モデルの紹介ブログのものです。)

image.png

デザイン思考ではこのモデルで表されている5階層全てがデザインの対象であり、戦略から始まり表層までのデザインを一貫して行うことで、より優れたユーザー体験を提供することができます。
各階層では、一旦アイデアを発散させることが重要です。発散させたアイデアを収束させることで次の階層へと進みます。
その際に念入りにアイデアを検証することが、次の階層の質を上げるためにとても重要になってきます。

各階層でのアウトプットをここでは以下のように定義しておきます。

  • 戦略:デザインコンセプト、ペルソナ
  • 要件:必要な情報と機能
  • 構造:UIモデル
  • 骨格:ワイヤーフレーム
  • 表層:プロダクト

それぞれのアウトプットが次の階層へのインプットになっていきます。

次回からは、各階層で実際に用いられる手法をご紹介していきます。
(もしかしたら次回は他の勉強したことになるかも。)

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