UbuntuServerのOS領域を割り当ててるHDDが壊れたので、新しくインストールしようとしたら嵌まった話。
最新のLTS版UbuntuServerのISOイメージをダウンロード
22.0.4でした。amd64版です。1.4GBくらい。
SDカードにISOイメージをbootable書き込み
どの家庭にもある2GBのSDカードをカードリーダー経由でUSB接続。Windows環境にてRufusというWriterで、ISOイメージをSDカードにbootable書き込み。
インストーラーからbootしてインストール
ところがPOST画面の次にどうしても進まない。エラーは出てない。ISOをDVDに焼いてUSBのDVDドライブ経由でbootしても、「CD/DVD boot:」というお約束が出てからインストーラの初期画面にならない。なんでだ?
そういえば20系はできてたので、22系だとbootできないってことかもしれない。
レガシーBIOSは省かれたのかも
よくよくみたら、22.0.4のISOイメージを書き込むRufusのターゲットシステムに「UEFI(CSM無効)」とある。20.04.3の場合は「BIOSまたはUEFI」となっている。
古いシステムは20系が無難
やってできないことはないと思いますが、無難に20系の最新を使うことにしました。
ざっくりどういうことなのか
マザーボードに乗っているFirmwareをBIOSと言ってて、電源を入れると最初にBIOSが起動して、BIOSがOSを起動させるという流れです。BIOSは色々な会社から出ていて、しばらくしてBIOSの共通仕様を作ることになり、それをUEFIと言ってます。つまりUEFI仕様のBIOSと言えます。
んで、UbuntuServerをインストールしようとしたシステムには、古すぎてUEFIのBIOSが乗ってないのです。よってUEFIのbootシーケンスを理解できず止まった、と考えられます。それならそうと、それっぽいエラーでも出してくれればいいのに…
そしてありがとう、Seagateの80GBのSATA接続のHDD。譲り受けたものですが、ここまで長かった。
最後はこの世のものとは思えない、黒板を爪で引っ掻いているような強烈な音を立てながら壊れました。アームが安全域から外れて円盤に墜落したんだろうなあ。振るとカシュカシュ音がします。
今回のことでそろそろCore2Duoのシステムはギリギリなんだなということを思い知りました。