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AWS Amplify Admin UIは使いやすいのか

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POLアドベントカレンダー4日目担当、ゲバラです。
先日発表されたAWS Amplify Admin UIを触ってみます。
そもそもAWS Amplifyって何?という方はこちらからどうぞ

AWS Amplify Admin UIとは

Amplifyのバックエンド環境をUI上で設定できる管理画面です。先日のre:Invent にて発表されました。AWSアカウントを作成しなくても管理画面専用のユーザアカウントを発行することができ、管理ハードルかなり下がりました。最初にアプリを作る場合でもデータモデリングとローカルでテストまでならAWSアカウントが必要ないそうです。AWS上にデプロイするときAWSアカウントが必要になります。

AWS Amplify Admin UIの始め方

最初からアプリを作成する場合

Amplifyが提供しているサンドボックスからアプリを作り始めることができます
https://sandbox.amplifyapp.com/getting-started

ベースとなるデータモデルを選択したり
image.png

UI上でデータモデリングすることができます
image.png

ローカルでアプリを動かすことができます
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AWS上にデプロイするためにAWSアカウントと紐付けます
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すでにアプリを作成している場合

Amplifyコンソールのメニューに「Admin UI management」が追加されており、そこからAdminUIを使用するためにOnにします
image.png

しばらく待つとバックエンド環境ごとにAdminUIのURLが発行されます。この画面からAdminUIドメインを変更したり、管理ユーザを作成することができます
image.png
感動したのはAmplify CLIもAWSアカウントが必要になくなりました。amplify pullでAdminのログイン画面に遷移しログインすることでCLIが使用することができます。

実際のUI

管理画面にログインするとこんな感じ。AWSにしては見やすい。
image.png

データモデリング

前まではスキーマのコードを書いて定義していましたが、UIで定義することができます。非常に直感的に操作することができてわかりやすいです。リレーションも貼りやすい。難点は@Authのようにモデルの権限周りはどうやら設定できなかったのでここはスキーマで定義する必要がありそうです。ここはアップデートに期待です。
image.png

ユーザ・グループ管理

ユーザ・グループ管理もすっきりしたUIで行うことができます
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認証設定

こちらもわかりづらいCognaiteのUI比べ、必要な項目のみに絞られて設定しやすいUIに変わっています。OAuthやサインインのリダイレクトURLなどが設定できます。
image.png

コンテンツ管理

こちらは使ってみてませんがデータモデルのデータを編集できるコンテンツ管理が可能となりました、非エンジニアでもアプリのコンテンツをここで作成できるようになります。マークダウンで書けるとか最高。
image.png
参考:https://docs.amplify.aws/console/data/content-management

いかがだったでしょうか。バックエンド環境はCLIやコードベースで管理していたものが、UI上で管理できるようなることでますますAmplifyが使いやすくなりそうですね。広がれAmplifyの輪!!

明日はPOLのインフラ守護神@takahiro-yamadaさんです。

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