実現したいこと
US配列ゲーミングキーボードでMacの英数・かなキーのようなものを使いたいので、Windowsの設定とGoogle日本語入力とゲーミングキーボードの設定ツールを使って、どうにかする。
前提
ゲーミングキーボードとして、Razer Huntsman Mini を使う。また、Razer Synapse 3・Google 日本語入力・US入力方式のインストールが必要。
他のキーボードでも、Fnキーでキーのレイヤーを変えられる、または自作のものであればキーボードマクロソフトとの組み合わせで実現可能かもしれない。
注意
ホットキーの使用時にキーの組み合わせ次第でアプリ側のホットキーが動作する場合がある。
入力方式を切り替えるホットキーを設定する
Win + S
で検索ウィンドウを開き、「キーボードの詳細設定」と検索し設定を開く。
「入力方式の切り替え > 入力言語のホットキー」で入力方式を選択して「キーシーケンスの変更」をする。
下の画像ではUS/Google日本語入力の切り替えを左Alt + Shift + 9/8
に設定している。
IMEがオフになる問題
たとえば、メモ帳を開くと日本語入力でIMEがオフになってしまう。
これを解決するため、ゲーミングキーボードのソフトなどで、日本語切り替えとIMEオンを同時に実行するマクロを作成し、キーに割り当てる。
Microsoft IMEでは変換キーにIMEオンの割り当てができるが、今回使っている Synapse3 では変換キーの入力がマクロで使えなかったので、Google日本語入力 を使う。
プロパティから、「一般 > キー設定 > キー設定の選択」に移動し、「カスタム」を選択して「編集」する。モードは直接入力、入力キーは任意のキー、コマンドはIMEを有効化にする。
下の画像では Ctrl + Shift + F8
をIMEオンに設定している。
キーボードにプログラムする
これまでに設定したホットキーをゲーミングキーボードの構成ソフトでキーに割り当てる(日本語入力はマクロを割り当てる)。
Fn + C
に日本語入力+IMEオンのマクロ(左Alt + Shift + 8
->Ctrl + Shift + F8
)、 Fn + M
にUS入力左Alt + Shift + 9
を割り当てる。
ホットキーが効かなくなる問題
ロック画面に移動する(Win + L
)と、「入力言語のホットキー」のキーシーケンスが変わり、ホットキーが効かなくなる場合がある。
これを解決するには、Win + S
で検索ウィンドウを開き、「言語の設定」と検索し設定を開く。
「関連設定」の「管理用の言語の設定」を開き、「ようこそ画面と新しいユーザーアカウント」の「設定のコピー」を押す。
「現在の設定のコピー先」の各項目にチェックをしてOKを押す。
あとがき
これは妄想だが、ハードウェアマクロ対応キーボードで変換・無変換キーの送信ができれば、Microsoft IMEで設定できるので、Google日本語入力をインストールする必要がなくなる。また、マクロソフトを常時稼働させる必要もなくてよさそう。