##はじめに
AtCoderの軌跡を書くにあたって、見ている人にどんなエンジニアが挑戦しようとしているのか知ってもらうのも意味があるかと思いました。
##どんなプログラミング人生
- 19歳(2006):大学の電気電工学科に入学、プログラミングに触れ面白いと感じた。「解きながら学ぶC言語」という本で問題形式で学習したおかげで、ポインタとかを正確に学べて挫折せずにすんだと思う。
- 20歳(2007):アルゴリズムの授業に興味を持つ。林晴比古さんのアルゴリズムの本に惚れる。だが、勉強したアルゴリズムの活用先は思いつかず...
- 23歳(2010):暫くプログラミングはしておらず、1留して研究室に配属。研究室のゼミで数独を解くプログラムを作るという課題で、3年前に勉強したバックトラック法が活躍。卒業研究でHough変換やクラスタリング等の画像処理を学ぶ。
- 24歳(2011):大学院に進学し路車間通信(V2I)の研究を行う。その過程で、車両挙動やパケット通信のシミュレーションをJavaで開発。
- 26歳(2013):精密機械メーカーに就職。GUIから制御盤までC#でECU検査装置の全体を開発する。
- 27歳(2014):ECU本体の開発で組み込みプログラミングと、FPGAのHDLを経験する。
- 28歳(2015):FPGAによる車載カメラ画像処理や、組込みOS入門のOSを別CPUに移植&拡張などの開発を行う。
- 29歳(2016):心機一転、自動車会社に転職し、自動運転の行動計画・制御系エンジニアになる。転職の際はこの本で勉強。流行りの深層学習ではなく、理論がしっかりとした機械学習の本で勉強したのは本当に良かった。
- 30歳(2017):自動運転への強化学習の応用について研究する。入門書ではないが、この本はためになると思う。
- 31歳(2018):自動運転の車両制御開発を行う。Simulinkを必死に習得。←慣れると制御系の開発は本当に便利。
- 30歳(2019):ROSで開発を行うことになる。ROSは便利ですねー。
- 33歳(2020):さて、これからどうするか!
##総括
そこそこ色々な経験はしてきたなー、と感じます。
業務上書けないこともありますが、自分が得てきた知見をできるだけ発信して、貢献&アピールができればいいな、と思っています。
AtCoderは20代の若い人たちが多いようです。30代のおじさんの経験が負けないように頑張ります!