4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【Trainer's Recipe】ターミナルをちょっと快適に扱うためのTips

Last updated at Posted at 2016-08-13

このEntryは、G's ACADEMY TOKYOのトレーナー/チューターによる投稿記事です。
授業の中で出たちょっとした質問や疑問、トレーナーが関心のある新技術等を脈絡なく綴っていきます。

TerminalIcon.png

こんにちは。
元G's生の谷口と申します。

Mac使いのみなさん。「ターミナル」使ってますか?
何かと慣れが必要な黒い画面ですが、ちょっとでも快適にターミナルを操作するためのTipsを紹介したいと思います。

##コマンド入力はなるべく再利用を使う

  • ターミナルを使っていて思うのは、実際にターミナルで使うコマンドがどれもこれも似通っているので、前に使ったコマンドを若干変えて使えば、毎度最初から打ち直すよりも時間短縮が望めるということです。
  • なのでコマンドを打ち込む前に、直前に似たようなコマンドを打ち込んでいないか考えましょう。もしも心当たりがあった場合は、以下のどちらかを使ってみましょう。

###矢印上キー、またはCntrl + p

  • 直前のコマンド履歴を確認するのに便利。
  • ちなみに pは **previous(昔)**の pと覚えましょう
  • 下矢印キーcntrl + nで逆方向に移動することができます。(nは new)

###history

  • 上の方法よりも広範囲のコマンド履歴を知ることができる。
  • 使いたいコマンドの左側についている番号を覚えておき、 **!**の後にその番号をつけてEnterを押すと、その部分のコマンドを実行できる。
  • ただ、この方法でコマンドを実行する場合、コマンド内容を変更することができないことに注意。

##コマンドの編集もショートカットを活用する

  • ターミナルの特徴として、カーソル移動が矢印キーでしかできないというのがあります。なので、打ち間違いに気付いた場合は、矢印キーかbackspaceを連打する人も多いと思いますが、どうせならこのようなショートカットを活用してみるといいかもしれません。

###cntrl + a

  • 行頭にカーソルを移動する。
  • 変更箇所が行頭に近い場合に使うと便利。
  • 逆に文末に移動したい場合は cntrl + eを使う。

###cntrl + u

  • 現在のカーソル位置から前の箇所を削除する。
  • 今まで打ち込んだのをまとめて削除してやり直したい場合などに使うと楽
  • 逆に現在のカーソル位置以降の部分を削除したい時は cntrl + k

##ごちゃごちゃしたターミナル画面をすっきりする

  • ターミナル画面でコマンドをたくさん実行すると、ターミナル画面が文字で埋め尽くされて見にくくなっていきます。
  • 一旦リセットして、綺麗な画面からコマンドを実行したいと思ったら **cntrl l(エル)**を実行してみましょう。

##ドラッグアンドドロップでcd移動を行う

  • ターミナルでの移動の基本は lsで確認してからの cdですが、これを何度も繰り返して移動していくのがじれったい人にはうってつけの方法です。
  • やり方は簡単で、まずは移動したい先のディレクトリをFinderで開きます。
  • 次にターミナル上で cdとだけ打ち込んでおき、そのターミナル画面に向かってFinderの移動先のディレクトリをドラッグアンドドロップします。
  • するとあら不思議。ターミナルにそこへのディレクトリが自動的に貼り付けられるので、あとはEnterで実行するだけで移動ができます。

以上、G's ACADEMY TOKYOチューター谷口によるTrainer's Recipeでした。

4
4
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?