これは、FizzBuzzアドベントカレンダー10日目の記事です。
emacsのorg-modeでは、単にアウトラインドキュメントを書くだけでなく、ソースコードをうめこんだり、表を作成したりと高度な機能を搭載していることが世間に広く知られています。
そして、org-modeのテーブルでは、表の値を利用して表計算をすることもできます。
今年のemacsアドベントカレンダーの7日目の話も、org-modeによる表計算の話でした。
Emacs の org-mode は表計算もできてしまう
私が前振りとして書こうと思ってたところは、すべてこちらに書いていただいているので、org-mode? org-modeで表計算? という方はこちらをご覧ください。
さて、org-modeの表計算ですが、四則演算や合計等の基本的な計算だけでなく、任意のemacslispを式に投入することができます。
つまりこういったことができるわけですね。
$2というのはエクセルでいうところのB:Bのようなものです。A列の値をもとにB列の値を設定しているわけですね。
A列の値を、15で割った余りが0ならFizzBuzz、5で割った余りが0ならBuzz、3で割った余りが0ならFizz、すべてマッチしなければ値をそのまま、をB列の同じ行につっこむ、というように、これが一番素直だと思います!
式は、C-c C-c
で評価できるので実行してみるとこんな感じ
簡単かつ便利ですね。
ぜひあなたの生活もプレーンテキストにしましょう