ちょっと前の話になるけども
2020年のAWS re:Inventはオフライン開催でした。
AWS公式のゲームをクリアするとAWS公式パーカーが貰えるコンテンツがあり、先日届いていました。
ちょうど最後のオフライン開催に参加した時のメモが出てきたので、せっかくなら記事にしようと思います。
参加前にAWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトを取得してから行ったのですが、取得者限定のメリットやセッションを聞くのにも役立ちました。
AWS re:Inventとは
世界中からエンジニアが7万人以上参加する最大級のエンジニアのカンファレンスです。
クラウドプロバイダーであるAWSのカンファレンスであり、keynoteやセッション、ワークショップ、企業ブースなど膨大なコンテンツが展開されます。
やったこと
Keynote
1日1本計4本のKeynoteが巨大な会場で開催されました。
セルリアンの地下会場かそれ以上の規模のKeynoteで熱気が凄かったです。
CEOを始めとした重役から直接AWSの思想や取り組んでいることが聞けて刺激的でした。
話と話の間にバンド演奏を挟み、歌った歌詞の内容から次の内容に繋げていくなど、プレゼンテーションとしても圧巻でした。
ワークショップ参加
serverless、DeepComposerなど。
https://github.com/aws-samples
にワークショップの内容が展開されていて、渡されたAWSアカウントで取り組む形式です。
実際に手を動かして感覚を掴めるのが良いです。
動かすために必要な大半のコードが用意されているため、全体のアーキテクチャのみを意識しながら進められます。
上記githubに手順が順々に説明されているため、興味のあるものは後日触っていこうと思います。
セッション参加
Angry Birdやマクドナルドの事例紹介や、serverlessの設計などのセッションに参加しました。
機械学習の実用化が既に実例と共にあることや、CI/CDへの高い意識が印象的でした。
あとでyoutubeに上がることは聞いていたので、比重低めです。
企業ブース(EXPO)
丸1-2日かけてようやく回れるほどの巨大な企業展示ブースを回りました。
企業ブースが回るのに丸2日かかるほど巨大で、コンサルからSaaSまで幅広く深く広大にAWSの裾野が広がっているのに圧倒されました。
AWSのサービスを踏まえて、どのようにビジネスに活用しているかが見てまわれて良かったです。
英語話しかけチャレンジ
折角世界中のエンジニアが来ているので、沢山のエンジニアと話そうと思い、積極的に話しかけてみました。
毎日6-8時に開催される各種懇親会や、企業ブースで話しかけて回りました。
話した人メモ
・タイのアーキテクト(SIer?)
・Alexaの開発エンジニア(次のプロトタイプ触らせてもらった)
・ホテル空き予約サービスの開発エンジニア
・IoTスタートアップのエンジニア
・アメリカのAWSコンサルタント
・IoTデバイスのヘルスケアのエンジニア
・シリコンバレーのセキュリティ系スタートアップ
・AWS serverlessのエンジニア
・AWS cloud9のエンジニア
・JET BRAINのブースのエンジニア(ER図ツールがないことの文句を言いに行った)
・Datadog系のSaaSのエンジニア数人
→みんなDatadogより優れているって言う
・各ブースのエンジニア
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトを取得してから行って良かったこと
サービスの概要がなんとなく分かった状態で話を聞けた
ソリューションアーキテクト アソシエイトを合格すると、「それぞれのサービスがどのような役割を担って
いて、どのような特徴があるか」がおおよそ分かる状態になります。
英語でセッションや会話をする中で、共通知識となるAWSのサービスについての知識がある程度担保して話を聞けたのは良かったです。
AWSからの特典
前年に行った先輩が、「AWSの資格は絶対取った方が良い」と言うほどには特典が多かったです。
認定者限定グッズ
会場にて、AWS仕様の
- ソックス
- バッチ
- ウェア
が特典としてもらえました。
認定者限定ラウンジ
認定者だけが入れるブースがあり、飲み物や軽食なども用意されていました。
セッション間でちょっと立ち寄って休憩するのに便利でした。
認定者限定パーティー
開催期間中に1度認定者だけ入れるパーティが開催されました。
英語話しかけチャレンジで話した何人かのエンジニアはここで話した人だったりします。
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトを取得するために勉強したこと
UdemyのUltimate AWS Certified Solutions Architect Associate 2021でざっと学習して、問題集を解いて試験に臨みました。
今見たらコースの名前が2021にアップデートされており、2年前にあったコースなのにしっかりアップデートされているのに驚きました。
AWS re:Inventで感じたこと/やったこと
英語圏で急速に進む、技術のビジネス転用と汎用化
AWSによるサービスの規模と物量が凄かったのはもちろんのこと、企業ブースが回るのに丸2日かかるほど巨大で、コンサルからSaaSまで幅広く深く広大にAWSの裾野が広がっているのに圧倒されました。
AWSによって技術は進み汎用化され、ビジネスに転用する助けとなるコンサルやSaaSが周辺に展開され、企業も積極的に取り入れて事業・組織を革新(re:Invent)する大きな流れを節々から感じました。
これらの流れはほぼ英語でやり取りし前に進んでおり、日本語で出回り日本で事例がで始めるのはまだ先になりそうだと焦りを感じると共に、自分達の事業を前に進めるヒントが既に沢山存在していることにワクワクしました。
英語圏の市場の大きさ
カバー範囲の狭いビジネスソリューションでも羽振り良く出店しているのを見て、英語圏の市場規模も実感しました。
日本を中心にコンテンツ配信をしつつも、常に世界の市場を見据える必要を感じました。