はじめに
「転職活動して気づいた「これをやっていれば.../やってよかった」をシェアしよう by 転職ドラフト Advent Calendar 2024」の記事として、やっておいて良かったことをシェアしたいと思います。
経歴
2回転職を経験しています。
- 1回目(10年ほど前):ゲームプログラマー → SES企業
- 2回目(昨年):→ SES企業 → メガベンチャー
今回は2回目の転職経験をベースに記事を書きます。
転職理由については内容と関係しない部分のため割愛させていただきます。
転職を成功させるためにやっておいた方が良いことは?
いきなりですが本題です。
転職でやった方が良いことは様々ありますが、転職するしないに関わらずやっておいた方が良いこととして月並みではありますが、「職務経歴書のメンテナンス」 を挙げます。
理由は、
- 自身のキャリアの見つめ直しになる
- やりたいことを見つけるヒントになる
- 転職時の書類選考や面接で重要視される
際立ったスキルでもない限り、しっかりと仕事に向き合うのが転職成功への近道です。
職務経歴書のメンテナンスはそれを実現するのに適した方法です。
職務経歴書に何を書くべきか?
具体的に職務経歴書をどのように書くのが良いか、少しだけ触れたいと思います。
担当プロジェクトと担当フェーズを時系列で並べるだけでは効果的ではありません。以下のポイントを意識して深掘りすることが大切です。
- どんなプロジェクトだったのか
- 何を達成できたのか
- 何を感じたのか
ということを意識して深掘りしておくことが大切です。
職務経歴書に全て書かなかったとしても、考えておくことで自身のキャリアを見つめ直すことができ、面接で振られた時も話をしやすくなります。
サンプル
以下のプロジェクトを例として見ていきます。
社内向けシステムのエンハンス開発
担当:基本設計、詳細設計、実装、テスト
- どんなプロジェクトだったのか
- 社内向けシステムの機能追加・改善を担当
- 急な仕様変更対応や、短納期での開発が求められた
面接で聞かれた時の話題にできる
- 何を達成できたのか
- 今までマトリクスで手動実行していた単体テストを自動実行できるようにした
- これでリグレッションテストの工数を短縮でき、品質も向上できたのがプロジェクト達成の大きな要因になったと思う
- 今までマトリクスで手動実行していた単体テストを自動実行できるようにした
職務経歴書にアピールポイントとして記載できる
社内向けシステムのエンハンス開発
担当:基本設計、詳細設計、実装、テスト
取り組み:
単体テストを手動から自動に移行することで、テストの効率化と品質向上を実現した。
これにより、テスト工数を20%削減できた。
- 何を感じたのか
- このプロジェクトがあったから、自動でチェックする機構を構築することの重要性を認識した
自身のやりたいことが見え、これからのキャリアの指針になる
上記は出来過ぎですが、「このプロジェクトで詳細設計の書き方がわかった」とか些細な内容でも良いので、振り返っておくことが大切です。
仮に何も深掘りできる内容がなかったとしても、「もっとこういうことをやった方が良いかも...」と今後の指針にすることができます。
最後に
中途半端な内容になってしまいましたが、「職務経歴書の書き方」講座ではないので切り上げたいと思います。
少しでも参考になる部分があれば幸いです。