はじめに
2023/5/3、AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP-C02)に合格しました。
本記事では、試験の勉強方法や体験について共有します。
前提条件
- 3ヶ月ほど前にSAPを取得しています。
- Developer/SysOpsは2年前に取得しています。
- AWSの実務経験としては3年ほどあります。ただし、メインは開発であり、ここ数ヶ月はあまり触っていません。
問題の傾向
SAPに比べて、開発やデプロイ、運用に関わる部分が多く出題されます。
特に以下の内容が多かったです。
- デプロイ戦略
- ブルーグリーンデプロイ、カナリアリリースなど
- それぞれ、どのサービスが対応しているか理解しておいた方が良いです
- バックアップ/リカバリ
- RTO/RPO要件により、どのやり方が適切か
- 適切な設計
- バーストやレイテンシの要求に対してどの構成が適切か
- SAPで問われる内容と近い部分がある
勉強方法
期間と時間
実のところ、DevOps用の勉強はほとんどしていません。
SAPで勉強した内容+WEB問題集(3,4時間ほど)を実施しました。
学習教材
-
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル ※
- 2023/5/31に第2版がでます
- WEB問題集 TechStock (https://techstock.jp)
- 公式模擬問題
※ 実際にはSAP受験の時に利用したものです
※ 今回利用していませんが、Developer/SysOps向けの参考書や問題集を持っている場合は見直しておくと良いです。
学習の進め方
SAP試験対策
受験時点でDevOps向けの参考書/問題集は出ておらず、SAPで実施したものが全てです。
詳細は以下の記事をご参照ください。
試験1週間前から
TechStockの問題集を後ろから10セット(各セット7問)実施しました。
この時点で成果率は7〜8割あり、SAPよりも易しく感じたので一度受けてみることにしました。
結果としてはこれで合格しましたので、8割正解できれば挑んでみても良いと思います。
試験直前
前日に公式の模擬問題をやりました。 (8/10正解)
受験体験
SAPではテストセンターで受験しましたが、希望日に空いている所がなく、仕方なく自宅受験をしました。
結果的に合格したものの、やはりテストセンターで受験すべきだったと感じました。
- あまり自宅の環境が良くなく、集中できなかった
- この日、たまたま周囲の雑音が多く、中止にされないかヒヤヒヤしながら受験しました
- Professional試験は要件をきちんと理解するのが重要なので、問題が頭に入ってこないのが結構辛かったです
- 受験者が多かったのか、チェックインに時間が掛かった
- 待ち人数が多く、予定時間の30分後にやっと受験できました
- (遅れてもチェックインが完了していれば受験はできるので、ご安心ください)
試験結果
受験後3時間ほどでCredly(デジタルバッジサービス)から結果が届き、751点で辛くも合格でした!
(AWSからの通知(メール)は12時間ほど経ってから来てました)
※ いち早く結果を知りたい場合は、Credlyと連携しておくのが良さそうです。(https://aws.amazon.com/jp/certification/certification-digital-badges/)
感想
Professional試験だけあり難しかったですが、SAPと比べると易しく感じました。
求められる知識が知識が変わるため単純な比較はできませんが、SAPの方が問題や解答が複雑且つ長いものが多かった印象です。
難関試験の1つですが、勉強すれば必ず取れる内容なので、ぜひチャレンジしてみてください。