どういう記事か
LinuxをZynq Z7-20でブートしてみたかったのでそのときのメモです。
参考
【環境】
- Lenovo Thinkpad
- Windows 10
- Vivado 2017.4 (参考記事に合わせてバージョンを合わせました。)
- Zynq Z7-20
Vivadoプロジェクトの初期設定
Create new Vivado Project
Project NameはPS_hardwareで。
RTLプロジェクトを選択します。
Add Sourcesはスキップします。
Add Constraintsのところもスキップします。
ボードのところでZynq Z7-20を選択します。
これでプロジェクトの作成設定は終わりです。
PS 部分の作成
新たに開いたプロジェクトはこのようになっているはずです。
Top Module Nameが Not defined
となっています。なのでPSのモジュールを作成して搭載します。
左のサイドバーにCreate Block Designという項目があるはずなので、そちらを選びます。
とりあえずこちらでブロックデザインを作成します、このままOKを押して大丈夫です。
プロジェクトが作成されます。
+ボタンを押しましょう。
Zynq7と検索して選択します。
これでZynq7のモジュールが出てきました。
これでRun Block Automationを押します。
これでOKを押します。
最適化されたモジュールに修正されました。
最後に FCLK_CLK0
と M_AXI_GP0_ACLK
をつなげる必要があります。
これで Validate Design
を押せばエラーなしで処理されます。
警告はたくさん出てきますが。。。
ハードウェアのgenerateとラッパーの作成
Sourcesタブからデザインを右クリックしてGenerate Output Productsをクリック。
このようにジェネレートされます。
最後にこのようなメッセージが出たらOK。
Create HDL Wrapperをクリック。
とりあえずVivadoに任せる。
ビットストリームの作成とエクスポート
左下の Generate Bitstream
をクリックしてビットストリームを作成します。
ここはスキップする。
ここもデフォルトでOKをクリックする。
右上がくるくると結構長い時間回ります。
こちらはとりあえずキャンセルで大丈夫です。
これでエクスポートができます。
Include Bitstreamにチェックをつけます。
自分のPCに生成されているのを確認できました。