はじめに
共同開発で他のメンバーがプルリクエストした内容をレビューする際、ソースの確認だけでなく、実際の挙動を自分のローカル環境上で確認したくなり、手順を調べたのでまとめました。
2020/6/9 改定
「bashのaliasに登録して省力化」する方法を追加
前提
リモートリポジトリにはgithubを使用している
やり方
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github上で、Pull requests(プルリクエスト)タブをクリックして、確認したプルリクエストを選択
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ターミナルで以下のgit fetchを実行する。
※git fetchって何って方は、こちらから
IDに、先程調べたプルリクエストのIDを、BRANCHNAMEは任意のネーミングでOKです。(プルリクされたブランチ名や、プルリク番号にするとわかりやすいです)
git fetch origin pull/ID/head:BRANCHNAME
今回の場合は、以下のコマンドを実行
git fetch origin pull/157/head:PR-157
すると、ローカル上にプルリクエストされたブランチが作成されます。
$ git branch
* develop
PR-157 # ← 作成されたブランチ
master
あとは、作成されたブランチに移動して、サービス起動して挙動の確認を行います。
bashのaliasに登録して省力化
上記はよく使うコマンドですが、ちょっと長ったらしいしタイポもするので、タイプ数を減らすためにaliasに登録して省力化しましょう(結果タイポを減らせます)
.bashrc
に以下の内容で登録します。
function gfp() {
command git fetch origin pull/$1/head:PR-$1
}
※gfp : git fetch pull の自分なりのショートカットです。お好みで編集してください
ちょっと解説:通常エイリアスを登録する場合はalias='git xxx'
としますが、コマンド途中に引数を指定する場合はaliasコマンドではうまくイカないので、funcitonを利用します。
これで、次回から
gfp プルリク番号
と打つだけで、該当プルリク番号に応じたブランチが作成されます。
なお、.bashrc登録直後に既に起動されているターミナルで使いたいときはsource ~/.bashrc
を忘れずに。。。