この文章の目的:
自分が所属している部のポジションについて、自分への備忘録を兼ねて書き書き。
後は「あー、あの人はこういう感じのポジションかー」という予想を居酒屋で話すネタのように書き書き。
書いたきっかけ:
入社から2年経って、「なんか今の働き方というか役割に違和感を感じるな・・・」や「マイホームのことを考えると、もっと年収を上げたい!」と感じてました。
そんなとき、1on1 で上司に相談したとき、教えてもらった部のポジションの説明がとても勉強になったので、書きたくなった次第。
ターゲット:
- 年収を上げるための戦略を考えたい未来の自分(9割9分)
- 他社のポジションの概要を見たい方
- チラシの裏の落書きを見てくれる、奇特な方
前提事項、免責事項:
- SIer 会社の、スマホアプリをメインとする部です
- 所属部のポジションについてお話しします。
- この記事の筆者は管理職ではありません。ので、PM 以上の雲の上の人の話しは、上司からのふわっとした話しを元に書いてます。
ポジションの説明:
- 数字が上がれば上がるほど、評価を高めやすい=年収を上げやすいです。
- 「上げやすい」というだけで、個人技術を高めることで評価を高める方法も、もちろんあります。
- 求められる役割は状況によって変わります。「リーダーだけど、PMみたいなこともしてる」だったり、「PMだけど、メンバー足りないからプログラムを最も書く(PM)」になったりとか。
ポジション一覧:
①メンバー
- リーダーから指示を受けて、タスクを実施する
新卒の方を想定しています。本来、弊社には存在しないことになっているポジションですが、実際は少数ですが存在します。
②メンバーのフォローをできるメンバー
- ①を実施できる
- 他のメンバーをフォローできる
- 大抵の実装業務を独力で実施できる
3年目までの方を想定しているみたいです。パートナーの方を採用する場合、最低このポジションからみたいです。
③クライアントに問い合わせできるメンバー
- ②を実施できる
- クライアントと細かい仕様の調整ができる
3年目までの方を想定していそうです。スマホアプリの場合、どうしても少人数でプロジェクトを回すので、②とほぼ同時に期待される場合が多いです。
④独立して動けるメンバー
- ③を実施できる
- クライアントとの様々な調整や意思決定ができる
- ①〜③より、管理コストがかからないようにする
スマホアプリエンジニアの場合、ある程度業務経験が長いと自然とこのポジションに落ち着くのではないでしょうか。
スクラム開発を採用しているプロジェクトでは、このポジションの人達を集めて、PM やリーダーの負荷を低く抑えているケースもありました。
⑤チームリーダー
- ③を実施できる
- クライアントとのやりとりも、やろうと思えばできる
- PM が決定した QCD を実現できるようにする
- PM が QCD を決定するための情報を可視化する
- メンバーに適切なタスクを振ることができる
- メンバーが円滑に動けるようにすることが目標
いわゆる一般的なチームリーダーです。人によっては「え?クライアントと調整しないのに④よりポジションとしては上なのはどうして?」と思いますが、どうやら下記が理由っぽいです。
・基本的にスマホアプリ開発は少人数でプロジェクトを回せてしまうので、複数人メンバーが必要なプロジェクトは④の仕事より難易度の高い仕事の可能性が高い
・メンバーの能力を底上げできる方が、単独で完結してしまう④より組織の貢献度が高い
⑥クライアントとやりとりできるリーダー
- ⑤を実施できる
- クライアントとの様々な調整や意思決定ができる
- PM の負担を減らすことが目標(もちろん⑤も合わせて)
⑤と似たような感じですが、多忙な PM の負担を減らせることは、それだけ組織に貢献できる可能性が高いため、ポジションとしては評価が高いとのことです。
③もクライアントと調整していますが、調整の内容がより重要な事項になるみたいです。
⑦ PM
- ⑥を実施できる
- 予算を達成するために必要な案件を獲得できる
- 案件を予算内に収めることができるように、QCD を決定する
- クライアントとの重要な意思決定を行う
- リーダーが適切に業務を遂行できているか確認する
THE プロジェクトマネージャーです。上司のポジションです。一般的な PM と異なり、案件を獲得する営業活動も実施しているみたいです。このポジションを部の想定どおりに実施した場合、非常に高い年収になるようです。もしかすると1本行ってるんじゃないか・・・な?
⑧ 部門長
- ⑦を実施できる
- 予算を決定する
- 部の組織体制を決定する
- 他部との重要事項の意思決定をする
- 部の方向性を決定する
雲の上の人なので、上司からふわっと聞いたことを書いてます。
ここまで来ると、私にはさっぱりの世界です。上司は最近何かを掴めたみたいです。
特殊部隊
1〜8まで模範的なポジションがありますが、この枠に囚われない特殊な人材や部が弊社には存在しています。
コミュ力全振 PM
クライアントとは ソウルメイトになるぐらいリソースを割くが、チームリーダーは技術リーダーを除いて、名前すらちょっと怪しいレベル♪。今は退職されているらしい。
GOD
神オブジェクト人間版。部下へのタスクの振り方はいただけないが、一人で常人の5倍以上の成果を出し、数字上は「チームとして優秀な成果を出せてます」の状態を作り出す天才。
スーパーエンジニア
またの名をスペシャリスト。ある程度の規模の会社だと、居るよね。すごいよね。もうこのレベルは寝ているときでも技術のことを考えているので、常人には不可能な世界だよね。たまに「人と話すのがあまり好きでは無いので、スペシャリストを目指します」という方がいらっしゃるが、間違ってもその理由で就けるポジションではないです。
荒巻課長
*「我々の間にはチームプレイという都合の良い言い訳など存在せん。あるとすればスタンドプレイから生じるチームワークだけだ。」*を標語にしている特殊部隊が集まる部。(実話)
個々が独立して稼働でき、利益率や稼働効率が非常に高い組織を創立、維持している天才。
まとめ
まずは⑥を目指したい・・・。