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Mac ユーザーのための c++ <bits/stdc++.h> インクルード方法

Last updated at Posted at 2019-07-30

#なぜこの記事を書こうと思ったのか
最近競技プログラミングなるものを始め, c++ でコードを書いているときにいちいち


#include <iostream>
#include <vector>
#include <algorightm>
#include <map>
#include <tuple>
#include <cstudio>

とかたくさん書いてたんですが上位の方のコードを見ると

#include <bits/stdc++.h>

の 1 行で終わっていました.
これはなんだ !! と思い調べてみたら, これを書くだけで全てのヘッダがインクルードできるそうです.
つまり上記のように何行も書かなくて OK !

ただ, Mac で普通にインクルードしようとすると, 「そんなファイルありません」とエラーが帰ってきます.

実践

  • homebrew にて gcc をインストール  
$ brew install gcc
  • gcc のエイリアスを探す
$ ls /usr/local/bin | grep gcc
$ ls /usr/local/bin | grep g++

gcc-10 や g++-10 が目的のものなので、
それらに対してシンボリックリンクを貼ります。

$ ln -fs /usr/local/bin/gcc-10 /usr/local/bin/gcc
$ ln -fs /usr/local/bin/g++-10 /usr/local/bin/g++

これで Mac に元から入っている gcc (clang) の呪縛から解き放たれました。
真に gcc でコンパイルできるようになったので bits/stdc++.h のインクルードができていると思います。

どうしてもうまくいかなかったら

1.Finder で command + shift + g で出てきた検索 window に /usr/local/include と入れます.
飛んだ場所で bits という名前の 新しいフォルダを作ります.
2.そのフォルダの中に入って https://gist.github.com/frankchen0130/9ac562b55fa7e03689bca30d0e52b0e5 にあるヘッダファイルをコピー, 貼り付けします.

終了です.

もしどなたかの役に立てれば幸いです.

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