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SONY WF-1000XM5とDimensityチップには相性問題があるかもしれないという独り言

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趣旨

SONYのワイヤレスイヤホンWF-1000XM5とAndroidスマホで使われているDimensityチップに相性問題があるんじゃね?という独り言。

WF-1000XM5

SONY製のワイヤレスイヤホンで、細かい仕様を話し出すと長くなるのでざっくり言うと「超いい高級ワイヤレスイヤホン」で、価格はこの記事を書いている時点で最安2万円台後半~だいたい3万円ぐらい。
AppleのAirPods Proとか、その辺と同じ価格帯、機能だと思う。
価格.comの売れ筋ランキングで複数部門で1位になっている。
ただレビューを見るとどうにも接続周りで不具合を感じているユーザが多そう。

Dimensity

台湾にあるMediatek社製のSoC(スマホの脳みそだと思ってもらえればOK)で、一部のAndroidスマホで使用されている。Androidスマホでよく使われているSoCにSnapdragonというのがあるが、これと比較して安価なのでDimenSity製のSoCを積んだスマホは性能が近い端末でもSnapdragon搭載スマホよりも価格が低くなる傾向あり。
Youtuberが「このスマホ、コスパ最高!」って言ってるスマホはだいたいDimensityなイメージ。

最近では高性能なモデルも出てきているのでミドルハイくらいのスマホにも搭載されている。ただし、アプリはSnapdragonに最適化されていることがあるためたまにうまく動作しないアプリがあるらしい。(私はそんなにスマホでゲームしないからため直面したことがない)

「神ジューデン」でお馴染み(?)のXiaomi 13T(含む13T Pro)や、独特なデザインで話題になったNothing社のNothing Phone(2a)や、OPPO、Redmiなどのローエンド~ミドルハイのスマホに使われている。

WF-1000XM5 × Dimensity

と、ここまで今回の登場人物の紹介が済んだところで冒頭の独り言に戻る。

購入

私が初めてWF-1000XM5を手にしたのは今年の1月末。
当時使用していたのがMotoloraのedge 40というAndroidスマホだった。SoCはDimensity 8020。
それまでイヤホンはAppleのAirPods第2世代を使用していたが、どうにも調子が悪くなり初期化しても接続できないことがあったりしたため「AppleとAndroidスマホだから仕方ないのかなあ」などと思い買い替えた次第。

ファーストインプレッション

しかしこれがどうにもこうにも。
繋がるには繋がるのだが、使っているとブツブツ途切れる。Bluetoothだから人混みで途切れるのは理解できるが、自宅でしょっちゅう途切れる。散歩で出掛けた人があまりいない公園でも途切れる。
途切れる長さも、ほんの1~2秒途切れることがあれば5~10秒くらい途切れることもある。音楽を聴いていて好きなフレーズのタイミングで途切れたりするのでしょんぼり。

かといって返品しに行くのも面倒だし、発売日から4ヵ月程度しか経っていないから今後ファームウェアのアップデートなんかで少しずつ解消していくかな、などと思い別のワイヤレスイヤホン(1万円くらいの)でしのぐことにした。

With iPhone(SE2)

ふと思い立ち、当時サブ機で使っていたiPhone SEの第2世代とWF-1000XM5を繋いでみた。
すると不思議とほとんど途切れない。
「ほえー、iPhoneってやっぱすげえな」などと謎の感想を抱いてたまにこのiPhoneとペアリングしてWF-1000XM5を使っていくことにした。

With Google Pixel 7a

時は2024年3月頃。
ちょっとAndroidスマホ2台で遊びたいことがありGoogle Pixel7aを購入。
ついでにWF-1000XM5と繋いでみた。するとどうだろう、こちらもほとんど途切れないのだ。
Google Pixel 7aにはGoogle製のSoCであるGoogle Tensor G2というのが使われている。やはり天下のGoogle、いいスマホ作ってんなあくらいに当時は思っていた。
Google Pixel7aをしばらくメイン機で使うことにしたのでWF-1000XM5と繋いで、ようやくここで3万円のインテリアから日常使いのイヤホンに部署異動となったわけである。

With Xiaomi 13T Pro

時は2024年5月頃。
Google Pixel 7aに少し飽きがきてしまったのと、120W充電を試してみたいという理由でXiaomi 13T Proを購入。
ベンチマークスコア的にミドルハイ~ハイエンドくらいの立ち位置のこのスマホならWF-1000XM5もちゃんと繋がるっしょ!と思っていたが甘かった。

超途切れる

体感的にMotolora edge 40と大して変わらない。
仕方ないのでXiaomi 13T Proをメイン機として使い、音楽を聴くときはサブ機のGoogle Pixel 7aを使う、という運用で使っていくことにした。

With Xiaomi Pad6

これはスマホじゃなくてタブレット。
ゴロ寝しながらそこそこ大きな画面でYoutube見たり本読んだりしたくて購入。
あるとき、家の掃除中にこれとWF-1000XM5を繋いで音楽聴いていたら気づいた。

ほとんど途切れないじゃん。。。

ここまでのまとめ

ここまでの登場人物と途切れ度合をまとめてみよう。

端末 スペック SoC 途切れっぷり
Motolora edge 40 中くらい Dimensity 8020 めっちゃ途切れる
iPhone SE2 中くらい A13 あんまり途切れない
Google Pixel 7a 高よりの中くらい Google Tensor G2 あんまり途切れない
Xiaomi 13T Pro 高め Dimensity 9200+ とても途切れる
Xiaomi Pad6(タブレット) 中くらい Snapdragon 870 ほとんど途切れない

DimensityのSoCが原因じゃね?

DimensityのSoCが悪いとかじゃなくて、WF-1000XM5側がDimensityに最適化されていない可能性もあるので、SoCが悪いとか、イヤホン側が悪いとかそういうことじゃないし、シンプルに端末同士の相性かもしれないし。
「俺はDimensityの端末だけど途切れないぜ!」という方がいたらどの端末使っているかご教示くださいまし。

とりあえず今後はSnapdragon積んだスマホ買って試してみるかあ。
Nothing Phone(2)とか気になっているんだよね。(※)

今後また追記していくかもしれない。

ちなみにこの件、検索しても同じような事象を訴える人が見当たらないのでおまかんかもしれない。

※:勘違いのないように一応補足するとNothing Phone(2)はSnapdragon、廉価版でFelicaもついているNothing Phone(2a)はDimensity

あとがき

Bluetoothといえばさ、近所のとある公園の、とあるエリアだけ異常にBluetoothが途切れる場所があって。
上記の途切れづらいパターンの組み合わせでもそこだけすごく途切れるの。
なにか干渉するものがあるかとも思ったけど、そういったものはなさそうな広場なの。
慰霊碑がある系の公園なのでもしかしたら。かもね。

あとがき2

そもそも本件の発端となったAirPodsProの調子が悪い件、iPhoneとの接続も安定しなくなってしまったのでAppleストアに持って行ったのさ。
で、見てもらったんだけど「確認してみたんですけど故障している個所は見つからなくて~」とのことでそのまま返ってきて。
まあ、あんだけ綺麗なおねいさんがそう言うならそうなんだろう、と思ってそのまま持って帰って。
帰宅して試しにまた繋いでみたら調子よくなってんの。
Androidと繋いでもとても良好。

なんで?

自分で初期化しても直らなかったので、Appleストアでは何か特別なことしているんですかね?
それともおねいさんが綺麗だったからですかね?

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