目的は、次の方法を実証することです。
◆ファイルとテキスト文字列のハッシュを計算します
◆VirusTotal のハッシュをチェックして、ファイルに悪意があるかどうかを確認します。
※ハッシュまたはハッシュ値はチェックサムとも呼ばれます。
概要
今回は、Serverさまざまなファイルのハッシュ値を決定するのに役立つツールであるHashCalcについて学びます。ファイルのハッシュ値を決定することで、調査者はファイルの整合性を確立できます。
1
HashCalcをダウンロードし、setup.exeをダブルクリックし、ウィザードによるインストール手順に従ってアプリケーションをインストールします。
2
インストールの最後のステップで、「READMEファイルを表示」オプションをオフにし、「Launch HashCalc」オプションをオンにして、「完了」をクリックします。
3
インストールが終わるとHashCalcアプリケーションのメイン ウィンドウが表示されます。
4
[データ形式]ドロップダウン リストで、データ形式として[ファイル]を選択し、[データ]フィールドに関連付けられた省略記号ボタンをクリックして[File]を選択します。
5
次に、「検索」ウィンドウが表示されます。ハッシュ値を計算する必要がある証拠ファイルを選択する必要があります。今回は、 Fan-oven.pngを選択しました。ファイルを選択したら、「開く」をクリックします。
6
選択したファイルが「データ」フィールドに表示されます。
※データのメッセージ ダイジェスト/チェックサムを計算するには、[HMAC]ボックスのチェックを外す必要があります。
7
適切な名前のボックスをチェックして計算に使用するアルゴリズムを選択し、「計算」ボタンをクリックします。
8
次のスクリーンショットに示すように、選択したファイルのハッシュ値が表示されます。
9
データのキー付きハッシュ メッセージ認証コード ( HMAC ) を計算するには、次の手順を実行します。
10
テキスト文字列の計算を実行する場合は、まず[データ形式]ドロップダウン リストから[テキスト文字列]を選択し、[ HMAC]ボックスのチェックを外してから、データにテキスト (ここでは「Hello David, how have you be? 」)を入力します。
必要なアルゴリズムにチェックを入れて計算に使用するアルゴリズムを選択し、「計算」ボタンをクリックします。