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[準備編] 格安Linux板G-clusterで遊んでみた(画面出力はしないよ)

Last updated at Posted at 2019-10-15

いきなりですけど、ラズパイって高くないすか?
ラズパイZEROを買おうとしても3000円近くするし、だからといってArduinoでは非力だったりする。
ってか、USBシールドとかWi-fiモジュールとか買うとかえって高いかもww

じゃあ、別に安いLinux板買えばええやん。しかもこのLinux、定格が0.5Aだから電源供給も安心!
ってわけで、250円で投げ売りされていたG-clusterをまともに使える状態にしていきます!!

環境構築

シリアルポートの準備

CP2102等でG-clusterのシリアルポートとパソコンを接続して下さい。

接続できたら、minicom -sを実行してください。
メニューからSerial Port Setupを選択し、
Serial Deviceを/dev/ttyUSB0
Hardware Flow Controlをno
設定をデフォルトとして保存します。

それでは、準備が整ったのでminicomを実行していきましょう!

組み込みLinuxと御対面

準備ができたら、何かキーを押しながらG-clusterに電源を供給します!
コンソールに、一瞬文字化けした何かが表示されたあと、

dlink_U-Boot 2011.06 (Jan 16 2013 - 15:22:32)

I2C:   ready
DRAM:  256 MiB
SPI Speed at [R:23MHz/W:47MHz] Flash Size: 128KB
NAND:  128 MiB
MMC:   
initializing secure environment
Bad block table found at page 65472, version 0x01
Bad block table found at page 65408, version 0x01
In:    serial
Out:   serial
Err:   serial                                                                   
MAC:   00:1a:cc:00:00:01                                                        
Hit any key to stop autoboot:  0

こんな感じでU-Bootが起動してくれたら成功です!
ストレージよりメモリの方が多いんですねー

では、そのままbootsを実行して普通に起動してみます。
Linuxが起動している間、stty creadを入力し続けてください。
HDMIポートに何か挿さってないと、起動しないっぽいぽいです。

インターネットに接続

ラズパイと同じ様に設定してください。
参考:https://qiita.com/R-STYLE/items/8d37fb59e4872faee2bc

iwconfig wlan0 | grep ESSID

クロスコンパイル環境を手に入れよう!

まずはdockerで、開発環境を入手しましょう。
コンパイラはPQI Cardと同じなので、今回はこちらを使わせてもらいます。

次回予告

今回までで、ひと通り準備はできました!
次回はpython3をコンパイルして、いろいろ遊んでいきます!(いつ書くんだろう)

[追記 2020/06/12]
Pythonの話はまだですが、テレビにシェル表示する話書きました!ぜひ合わせてご覧ください。
https://qiita.com/gpioblink/items/afa5b810c398e545908a

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