いきなりですけど、ラズパイって高くないすか?
ラズパイZEROを買おうとしても3000円近くするし、だからといってArduinoでは非力だったりする。
ってか、USBシールドとかWi-fiモジュールとか買うとかえって高いかもww
じゃあ、別に安いLinux板買えばええやん。しかもこのLinux、定格が0.5Aだから電源供給も安心!
ってわけで、250円で投げ売りされていたG-clusterをまともに使える状態にしていきます!!
#環境構築
##シリアルポートの準備
CP2102等でG-clusterのシリアルポートとパソコンを接続して下さい。
接続できたら、minicom -s
を実行してください。
メニューからSerial Port Setupを選択し、
Serial Deviceを/dev/ttyUSB0
Hardware Flow Controlをno
設定をデフォルトとして保存します。
それでは、準備が整ったのでminicom
を実行していきましょう!
##組み込みLinuxと御対面
準備ができたら、何かキーを押しながらG-clusterに電源を供給します!
コンソールに、一瞬文字化けした何かが表示されたあと、
dlink_U-Boot 2011.06 (Jan 16 2013 - 15:22:32)
I2C: ready
DRAM: 256 MiB
SPI Speed at [R:23MHz/W:47MHz] Flash Size: 128KB
NAND: 128 MiB
MMC:
initializing secure environment
Bad block table found at page 65472, version 0x01
Bad block table found at page 65408, version 0x01
In: serial
Out: serial
Err: serial
MAC: 00:1a:cc:00:00:01
Hit any key to stop autoboot: 0
こんな感じでU-Bootが起動してくれたら成功です!
ストレージよりメモリの方が多いんですねー
では、そのままboots
を実行して普通に起動してみます。
Linuxが起動している間、stty cread
を入力し続けてください。
HDMIポートに何か挿さってないと、起動しないっぽいぽいです。
##インターネットに接続
ラズパイと同じ様に設定してください。
参考:https://qiita.com/R-STYLE/items/8d37fb59e4872faee2bc
iwconfig wlan0 | grep ESSID
クロスコンパイル環境を手に入れよう!
まずはdockerで、開発環境を入手しましょう。
コンパイラはPQI Cardと同じなので、今回はこちらを使わせてもらいます。
次回予告
今回までで、ひと通り準備はできました!
次回はpython3をコンパイルして、いろいろ遊んでいきます!(いつ書くんだろう)
[追記 2020/06/12]
Pythonの話はまだですが、テレビにシェル表示する話書きました!ぜひ合わせてご覧ください。
https://qiita.com/gpioblink/items/afa5b810c398e545908a