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「AppSyncってなんだ?」を解消しよう

Last updated at Posted at 2023-08-20

はじめに

開発で既に AppSync が使用されており、「AppSyncってなんだ?」となったので、そもそものリソース自体を調べたのを以下にまとめました。

本記事の対象者

  • AppSync を初めて知る方
  • 実装ではなく、リソース自体を知りたい方

Appsync とは

AWS AppSyncは、AWS によって開発されたフルマネージドサーバーレスの GraphQL サービスです。サーバーレスの GraphQL API を作成し、単一のエンドポイントを通じて安全にデータの照会、更新、公開を行うことができます。

クライアント側は単一の GraphQL エンドポイントから複数のデータベース、マイクロサービス、およびAPIにクエリを実行できます。

スクリーンショット 2023-08-06 20.45.25.png

ここで、GraphQL が出てきて、GraphQL もわからないので、調べました。

GraphQL とは

GraphQLは、APIクエリ言語とサーバーサイドのランタイムの両方を指します。単一のエンドポイントを用意して、そこにクエリを投げ込むことで操作を行います。

クライアント側でクエリを単一のエンドポイントに投げて、AppSync側でスキーマを定義して、定義された各リクエストタイプにリゾルバー(リクエスト先の情報)をアタッチすることができます。

以下は、簡単なクエリ(リクエスト)になります。

query {
   users {
     name
   }
 }

個人的には、以下のメリットがあると思いました。

  • 単一のエンドポイントのため、複数のAPI呼び出しをまとめられる
  • スキーマで型定義できているため、クライアントとサーバー間の食い違いが発生するリスクが少なくなる

Amazon Aurora Serverless と DynamoDB との接続

Appsync は、Amazon Aurora ServerlessDynamoDB なら、直接連携することができます。ここでいう直接連携とは、中間サービス(Lambdaなど)を使用せず、連携できるという意味になります。リゾルバの設定は必要になります。

もしRDSと連携したいのならば、Lambda をリゾルバとして使用し、連携する必要があります。

DynamoDBを使用している場合

フルマネージド NoSQL データベースサービスであり、シームレスなスケーラビリティを備えた高速で予測可能なパフォーマンスを提供します。

AWS公式には、上記にように記載がありました。
そのため、パフォーマンス観点でいうと、DynamoDBを使用する方がよさそうです。

普段RDSを使用している構築の場合は、Lambda等を利用して、DynamoDBにコピーするなどすれば良いかと思います。

料金体系(2023/08時点)

AppSync では使用した分に対してのみ支払いが発生します。主に以下3つに料金が発生します。

  • クエリとデータ変更操作
  • リアルタイム更新
  • キャッシュ

具体的な料金は公式サイトをご確認ください。

最後に

AppSyncを知るために、GraphQLやDynamoDBも知る必要があり、幅広くいろんな知識を入れることができてよかったです。次は実装をメインに調査をしてみようと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

参考文献

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