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「SEOとは?」を一言で相手に伝えられるようにする

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はじめに

現在携わっている事業の SEO 施策を、自分が行うことになったものの、今まで SEO に触れたことがなく、SEO とは?という状況でした。そのため、まずは一冊本を読んで、「SEO とは?」を一言で相手に伝えられるようにすることを目指しました。本を読んだ感想と合わせて、以下にまとめましたので、よかったらご覧ください。

読んだ本は、10 年つかえる SEO の基本です。最後にも記載しています。

SEO を一言で表すと?

SEO とは、コンテンツを用意し、検索で取り出されやすい状態を作ることです。
これだけ聞いても、どういうこと? となるので、以下で説明いたします。

SEO とは?

本では、SEO の基本的な取り組みは、以下の 3 点に集約されると記載がありました。

  1. 検索する人にとって「回答」となるようなコンテンツを用意し
  2. 検索エンジンに正しくクロールされ、インデックスに登録される状態を保ち
  3. アルゴリズムによって選定された結果、優先的に表示されるようにする

自分にとって SEO とは、「とりあえず検索で上位に出てくる何かしらの施策、、、」と思っていましたが、かなりイメージがクリアになりました。

検索エンジンに対しても記載がありましたが、以下の言葉を頭に入れておこうと思いました。

  • クロール:世界中のあらゆる情報を集める
  • インデックス:取り出す形に整理する
  • アルゴリズム:良質な回答を整理する

まずは、回答を示すまでの流れを理解して、人に検索されるコンテンツを作っていくことが大切になります。

また、本には以下の記載もありました。

SEO は「ランキング競争」でも「順位を操作するテクニック」でもない

ここは自分的にかなり意外だなと思いました。
施策を進めるにあたって、他のサイトよりも順位を上に、、、と思っていましたが、まずは検索した人にとってしっかり結果として返すコンテンツにする必要があると思いました。ここは忘れずに施策を進めていこうと思います。

検索以外の流入経路もたくさんある

本では Google アナリティクスを見せて、実際にどこから検索された割合が多いのか、またコンバージョンした人の動向を説明していました。検索する人もいれば、SNS からの経由でサイトに来た人など様々でした。

これを見て、運営しているサイトによると思っていて、検索を重視しているサイトもあれば、SNS などで広告をかけるサイトもあると思います。もちろん SEO 対策も大切だが、それ以外にサイトに訪れる人がどういう経由で訪れるのかを知って、その結果次第でどこに力を入れるのかを決めていきたいと思いました。

あとはサイトへ訪れる人が様々な経路があるという背景は頭に入れておこうと思いました。

キーワードを知ることは「みんなが知りたいこと」を知ること

上記で、サイトに訪れる人はどういう経由があるのかを学びました。
それと同時に、世界中の人がどういったキーワードで検索しているのかも知る必要があると、本には書いていました。

そこで本には検索されるキーワードを知るツールがいくつか紹介されていたので、以下に記載しておきます。

紹介されているツールの中で、自分が調べた結果、なくなっているものもいくつかありました.(調査不足でしたら、申し訳ないです 🙇)

ラッコキーワードに関しては、調べてく中で発見したツールになります。本では紹介されていないので、ご了承ください。

ほとんどが無料で使えるツールみたいなので、実際が携わっているサイトに関するキーワードを調べてみようと思います。
また本には以下の記載がありました。

キーワードは「検索者の悩み」や「ニーズ」そのものです。なので、難しく考えず「それを解決するためのコンテンツを用意すればいい」と考えればいいのです。ただし、実際には多くのコンテンツと競合するので、より優れたコンテンツを作ることが必要です。

「難しく考えず」、この言葉はとても重要だと思います。
ただ最後に記載もあるように、実際には多くのコンテンツと競合します。その中でも、他のサイトよりも優れたコンテンツを作ることを大切にしていこうと思います。

ページのタイトルはとにかく重要、検索結果の表示も意識する

ここでは、SEO で重要な取り組みについて説明をしていました。

SEO の最も重要な取り組みの1つに、ページの title タグの最適化があります。ランキングにも、検索結果での表示にも大きく関わる部分です。検索エンジンが内容を理解でき、検索結果で目に留まり、クリックしてもらえるタイトルを付けましょう。

本でも記載があるように、検索してクリックされるには、タイトルが重要だということがわかりました。
本では以下のタイトルの例が紹介されていましたが、検索した結果でどちらをクリックしたいかは一目瞭然です。

  • SEO に良いタイトルの書き方
  • SEO で抜群の効果を発揮する、ページタイトルの書き方まとめ

内容が同じコンテンツだとしても、より目に留まりやすいのは下のタイトルですね。
検索結果として表示されることも考えて、タイトルをつけることを意識しようと思います。

ページの上部(冒頭)には重要なテキスト情報を集める

title タグや meta description 以外にも、冒頭部分も気をつけた方が良いみたいです。そうすることで、検索エンジンにページのテーマを正しく認識してもらうためみたいです。

話す時にも「結論から話す」のが大切みたいに、SEO も冒頭部分には特に意識しようと思います。
本の中で特に意識したい部分を、以下に引用いたします。

「わかりやすい位置に、トピックに関連する言葉を記載しておくことで、さまざまな言葉で検索できる状態にする」という趣旨の工夫が必要です。

「あなたが情報を届けたい人が普段使っていそうな言葉を選んで書く」ことが重要です。

優れた独自コンテンツを生み出す力が SEO の原動力

本で紹介があったのが、SEO の最大の武器は、「ここにしかない、良質なコンテンツ」 です。
SEO を頑張るのもとても大切ですが、まずは検索した人にとって役にたつ良質なコンテンツを運営していくことが大切だと、この本を読んで思いました。サイトを使う人で、SEO の技術が高いかどうかは、あまり関係ないですもんね。

かつては、それなりの運用実績のあるサイトに掲載されれば、誰が書いたかわからないような質の低いコンテンツであっても、検索結果が優遇されていました。

たくさん作るのではなく、「筋肉質で骨太なコンテンツを作り、サイト全体のコンテンツを厚くしていく」ことを常に心がけましょう。

以前には質の低いコンテンツであっても検索結果が優遇されていたみたいですね。まだアルゴリズムは完全ではないものの、だんだん良質なコンテンツが優遇されているみたいです。こういった背景も知っておくのは、大切だと思いました。

検索エンジンではなく、検索する人のためにコンテンツを作る

本には以下のような記載がありました。

いくら上手に検索エンジンに最適化されていても、検索する人が関心を抱かないようなコンテンツを届けても何も起こりません。あくまでも「検索する人に情報を届ける」という視座の下でコンテンツを用意し、それがより効率よく流通させられるように最適化を行う、という順番で考えましょう。

検索エンジンを理解して、SEO 向上に努めるのはとても大切だと思います。
ただ、そこでコンテンツを作って満足せず、良質なコンテンツを作って、検索する人に届けることを意識して発信していくことが重要だと、自分は感じました。

SEO において、リンクを集めることは今も昔も最重要項目の1つ

リンクとは、サイトなどにある参考記事やおすすめサイトに飛ばすために URL を設定することだと、自分は認識しています。

SEO において、このリンクを集めることが最重要項目の 1 つみたいです。

今回の自分が書いた記事に、本の URL を記載しています。これもリンクにあたると思っています。

サイトにリンクが集まることで、SEO 的にサイトへの信頼度が高くなり、検索結果で優位なポジションを獲得しやすくなるみたいです。
コンテンツを作るのも大切ですが、ユーザーにコンテンツを届けて、リンクを集めることも意識していかないとです。

リンクを獲得することは、サイトに支持票を集めること

本では、「リンクを獲得する」とは以下のように記載していました。

リンクを獲得するということは、「紹介される」「引用される」「推薦される」といった意味を必ず含みます。

自分の認識も間違っていなかったみたいです。
また SEO の取り組みとして、本では以下のようにありました。

SEO の取り組みとして、「どうしたらより多くのサイトから支持されるのか?」「だれが自分のサイトを支持してくれるのか?」を考えながら、リンクを集めていく必要があります。

どうしたらサイトを支持してくれるのか?は、ユーザーによって結果が大きく変わり、自分たちの影響の輪の外の話だと思います。ただ今までも説明があったように、ユーザーにとって良質なコンテンツを届ける k とを意識するのは変わらなさそうです。

また本では継続の大切さを語っていました。コンテンツがあって、人が集まって、リンクされて、また人が集まる。このサイクルに達することなく断念していくみたいなので、継続はしていきたいですね。

広告と SEO では、アプローチがまったく異なる

本では以下のようにありました。

広告は「露出を前提に、どのように展開するか」を考えますが、SEO は「どのようにして露出を実現させるか」を考えていくアプローチが中心となります。

アプローチの考え方は全く違いますね。
上記を理解するのも重要ですが、本での説明で以下を理解するのが重要だと思いました。

広告と同様の視点で SEO を突き詰めて考えると、「このキーワードで、このページを手っ取り早く上位表示させられれば、もっと効率よく売上を上げられるのに」というところに行き着きます。・・・SEO は、「情報発信を通じて、検索する人やほかのサイトとの関係性を築いた結果として成功できるもの」という前提で、広告的な視点と切り離して考えなければいけないことも多いです。

広告的な視点としっかり切り分けて、まずは検索する人やほかのサイトとの関係性を築くことが何よりも重要そうです。

まとめ

アルゴリズムの変化や、パソコンからスマートフォンに、Web からアプリにというように、検索環境の変化があるように、SEO のあり方も変わっていくと思います。それでも変わらず、「情報を探している人に適切な回答が届くようにする」という基本は変わらないですね。

本のまとめてしてあった以下は印象的でした。

人が検索をやめない限り、SEO はなくならないです。

世の中の SEO 情報にはデタラメも多いので、全てを鵜呑みにせず、学習と実践を繰り返し、たくさん経験を積んでいきます。

最後に

SEO とは?を説明するのに、とても適切な本だなと思いました。
具体的な SEO 対策というより、もっと根本の SEO の知識を本を通じて理解することができました。この知識が土台にあることで、さらなる技術的な部分が頭に入ってくることかと思っています。逆にここを知らないとなると、手先な技術ばかりで結局 SEO って何?という状態になってしまうため、一番最初にこの本を読めてよかったです。

ここから経験を積んで、SEO 施策の力になっていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考文献

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