はじめに
gitを使ったことある人なら誰しもこんな体験したことありますよね。
そう「git」と打ち込んだつもりがローマ字入力になってて「ぎt」と表示されてしまったこと。
今回はローマ字入力になってちょっとだけめんどくさい事を面白く解決してみました。
(※本記事はMacの場合です)。
完成形
「ぎt」とターミナルに打ち込み、エンターを押すと某メンズコーチを連想させる「ローマジニュウリョクキビシイッテ」と表示され、次の行から、「git」と打ち込まれた状態に、英語入力で打ち込むことができるようにしました。
解決法
.zshrcファイルに以下の関数を追加する。
function ぎt {
#アスキーアートの使用
toilet -f smmono9 -w 2000 ロ-マジニュウリョクキビシイッテ
# 英語入力に切り替え
osascript -e 'tell application "System Events" to key code 102'
# 次の行にgitと入力した状態にする
print -z "git"
}
ミニ解説
toilet
という日本語(ひらがなとカタカナ)でアスキーアートを作成できるツールを用いて、言葉を表示します。
AppleScriptを用いて英語入力に切り替えます。
最後に次の行にgitと入力します。
手順
toiletをインストールしてない場合は以下をコピーしてインストールしてください。
brew install toilet
1 .zshrc ファイルを開く
nano ~/.zshrc
2 関数を追加する
上記の関数をファイルにコピペしてください。
3 ファイルの保存と終了
Ctrl + O で保存し、Ctrl + X でエディタを終了します。
4 設定の反映
source ~/.zshrc
まとめ
今回はエンジニアなら誰しも経験したことのある「ぎt」に直面した時のめんどくさい気持ちを、面白く解決してみました。アスキーアートの部分はおもしろ要素なので、それ以外の部分だけでもぜひ使ってみてください!
参考にさせてもらった記事