はじめに
こんにちは。僕は情報系の学部に通う大学生です。
小さい頃から朝起きることができず、学校には遅刻ギリギリな生活を送っていました。
「朝の時間を活用した方がいい」と考えていても、大学生活でもそれが変わることは無かったです。
そんな中、「人生を変えるモーニングメソッド」という本を読み、人生がちょっと上向きになったのでこの本を紹介したいと思います。
内容について
著者ハル・エルロッドは、20歳のときに飲酒運転のトラックと正面衝突し、6分間心肺停止に陥り、11箇所の骨折と脳に修復不可能な損傷を負い、二度と歩けないと診断されました。しかし、懸命なリハビリを続けた結果、最終的にはウルトラマラソンを完走するまでに回復した人物です。
この本はそんな彼が行った朝の過ごし方が書かれています。
人生を変える6つの習慣
1.サイレンス(瞑想)
現代社会には日々スピードの速い忙しいライフスタイルを送っている人が多くいると思います。
本書では、「目的のある瞑想」の効果について触れており、「1時間の沈黙は、1年分の読書よりも多くのことを教えてくれる」と言及しています。
そして定期的に瞑想を行うことで、代謝、血圧、脳の活動、身体機能の向上が認められています。
2.アファメーション
アファメーションとは、なりたい自分になるための宣言のことです。
元プロボクサーのモハメド・アリも「私は世界一だ!」とアファメーションを繰り返し使い、それを実現させました。
アファメーションを上手に活用するには、自分が達成したい目標に合わせたアファメーションを作成して書き出し、毎日唱える必要があります。
3.イメージング
イメージングとは、想像力を使って具体的な行動や結果を心の中で描くことです。
アファメーションとイメージングは最初同じようなものに思いましたが、読んでいくうちにイメージングは頭の中でプレイヤーを動かし脳に擬似体験させることだと感じました。
イメージが具体的であればあるほど、その効果はより強く発揮されます。
4.エクササイズ
毎日数分だけでも運動を行うと、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考力と集中力が増します。
多くの人が運動を行わない理由は「忙しい」や「疲れている」などですが、朝の時間にはそれがなく、運動に最適です。
5.リーディング
望みを亭に入れる最速の道は、すでにそれを手に入れた成功者の真似をすることと言及していて、自分もその通りに感じました。
1日最低10ページを読むことで年間1冊200ページの本を18冊も読むことができます。
読書を始める前に「なぜこの本を読むのか」「この本から何を得たいのか」を自問することで、本への向き合い方が変わりより効率的にインプットできます。
6.ライティング
筆者のお気に入りの「ライティング」は日記をつけることと紹介されています。
日記を寝る前に書こうと決めても、結局日記帳は白紙のページがほとんどということはよくあると思います。
しかし日記を書く時間を朝に変更するだけで、ひらめきやアイディア、気づき、目標達成度などを継続して記録ができます。
1冊の日記を書き終わった時、日記の初めのページと終わりのページを比較してみると自分の成長を大きく感じられるのではないでしょうか。
モーニングメソッドを3週間行ってみた結果
この3週間のうち自分は15日間モーニングメソッドを行うことができました。(6つ全てではないが。)朝起きてモーニングメソッドを行った日は、朝から達成感があり、気持ち的にすごく充実した日を送れるように感じました。また現在インターンを行っているが、業務開始時間よりも早い時間に出社することで、その時間を安定して有効活用できるようになったのも個人的にはとても大きかったです。そのような体験が「明日も起きよう」という気持ちに繋がり良い循環を生んでいると実感しています。一方モーニングメソッドを行うことができなかった日は、前日に深夜まで開発を行っていたり普段とは異なる環境で眠っていた時が多く、そのような状況でも実践できるよう、習慣化や対策を考えていきたいです。
まとめ
今回は「人生を変えるモーニングメソッド」のモーニングメソッドとそれを行った結果について紹介しました。個人的には大きく影響を受けた本で本当に読んで良かったと思います。
本書には、この内容だけでなく1つ1つのモーニングメソッドの重要性や行方、時間がない人向けの簡易版モーニングメソッドの行い方など書かれています。ぜひ読んでみてください。