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Python3エンジニア認定基礎試験

Last updated at Posted at 2021-12-30

意図

受験して合格できましたので、これから受験される方への一助になればと思い雑記を残します。

私のバックグラウンド

・受験前からPythonの経験は多少あり
・ただ使う場面が偏っていたので、一度体系的に勉強してみたかったので受験を決意
・他言語の経験も多少あり
・職業プログラマではない
・飯を食っているのはインフラエンジニアとして
・仕事があるので、勉強に時間を割けるのは土日メイン

受験当日:メモ用紙等は配布されません

コードを追ったり、リストや文字列を数えたりするのにメモ用紙等があれば便利ですが、試験時にはそのようなものは配布されませんでしたし、持ち込みも不可でした。よって、問題はすべて目で追い、脳内ワーキングメモリで処理せねばなりません。勉強時に問題を解くときもメモ用紙等を使わずに回答できるようにしておきましょう。プログラマさんなら難なくこなすのかもしれませんが、画面一ページほどのコードをパパっと目だけで追って、変数の値が途中どのように変わっていっているのか脳内ワーキングメモリを更新していくのは、初学者には慣れが必要な作業かと思います。

模擬テストと本番の違い

おそらく多くの方は、DIVE INTO CODE様と、PRIME STUDY様の無料模擬テストのお世話になると思います。そしてこれらは大変有用です。本番の問題形式としても参考になるのですが、本試験を受験してみての感想です。

一択問題だけではない

「正しいものを二つ選べ」という問題が出題されました。上記2つの試験ではそのような出題はありませんでしたので、本番では注意してください。試験時間が残っている限り、戻って見直したり回答しなおしたりすることが可能です。

難易度

私も、DIVE INTO CODE < 本試験 < PRIME STUDY (https://hirahira.blog/python3-basic-exam-method/) と同感です。しかし、当たり前ですがそのままずばりの問題が出るわけではありません。本試験の出題元がPythonチュートリアル第4版ですので、その対策である模擬試験も同じドキュメントを参照して作成されることから、ほぼ同じ問題もありました。くれぐれも深層学習で言うところの過学習wにならないように注意してください。問題覚えちゃって、模試の点数が上がってきても実力がついていることにはなりませんので。

勉強法

多くの方がWebで体験記を公開されているので、大変参考になると思います。多くの方と同意見で、私も「Pythonチュートリアル第4版」は最初に取り組むべき本ではないと思いますし、教科書として良書とも思えません。もちろん出題元なので外せませんし、言語の作者が書いたものとして価値はあります。しかし、いきなりこれを読むと面食らうのではないでしょうか。Webで読めるとは言っても、結局私も購入しましたが。

書籍

プログラミング経験者のためのPython最速入門
これであらましをつかみました。恥ずかしながら、自分で使うツールではエラー処理とかちゃんと書いていませんでしたので、勉強になりました。
Pythonチュートリアル第4版
文句を言っておいてなんですが、ここから出題されますので手元にあった方が良いと思います。前述した模擬試験の問題を解いていても、「こんなこと書いてあったっけ?」と思っても、絶対この本に載っていますw だけどこの本では勉強できないんです。うまく伝えられないんですが、この試験の勉強を続けていけばご理解いただけると思いますwww

演習

DIVE INTO CODE
受験は無料ですが、月額プランに入らないと、問題の解説を見ることができません。よって1か月だけ入会しました。問題の解説だけでなく技術に関する動画や資料も閲覧できますので、一ヵ月だけ入会して集中的に取り組んでみました。
PRIME STUDY
受験も、解説も無料です。メールで回答の正誤は送られてくるものの、問題の選択肢等は模擬試験実施中しか見られないため、回答中に気になることがあればメモしながら取り組むと良いと思います。
Amazonには問題集もあるようですが、私はこのWeb模擬試験のみ使用しました。

勉強期間

多少の経験があったので、純粋にこの試験のためのみに費やしたのは一ヵ月分の土日数時間だと思います。そもそも集中力がないのもあって、土日といっても数時間ずつくらいしか取り組めませんでした。その数時間の内容は、模擬試験やって、知らないこと理解できないことを調べて、コードをjupyterで動かしてみるといった感じです。

感想

個人的に、プログラミング・プログラミング言語についてちょっとコンプレックスがありました。私はプログラマではないこと(それで飯を食っているわけではないこと)、学生時代C言語でつまずいたこと、だましだましプログラムを書いてきたこと、体系的に勉強したことがなかったことと、使い方が偏っていたこと、いくら「やったことある」といったも証明するものがないことなどなどです。なので「プログラミングもしますよ」と言うこととか、プログラムやソースについて何か言及することがちょっとはばかられるというか。もちろん基礎試験でそれほど難易度が高いものではありませんが、これでちょっとは自信になりました。「一応資格も持っているよ」とは言えますので(^^;)。勉強していく中で知らないことも多々ありましたし、いままでうやむやにしていたこともちゃんと知識を整理する機会にもなりました。受験を検討されている方の参考になれば幸いです。

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